京都大賞典で3着だったディープボンド(ユーザー提供:DKさん)

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 前走の京都大賞典で3着だったディープボンド(牡6、栗東・大久保龍志厩舎)が26日に帰厩。今後は11月26日(日)に東京競馬場で行われるジャパンC(3歳上・GI・芝2400m)を選択肢に調整を進める。

 ディープボンドは父キズナ、母ゼフィランサス、母の父キングヘイローという血統。祖母はモガミヒメで、近親にはローレルゲレイロやノースブリッジなど活躍馬が多数いる。

 2019年10月に京都競馬場の新馬戦でデビュー。2戦目で勝ち上がり、3歳シーズンは京都新聞杯で重賞初制覇を飾ると、その後はクラシック三冠競走を皆勤した。以降は長距離路線で重賞タイトルを積み重ね、21年、22年と2年連続で凱旋門賞へ出走している。通算成績は24戦5勝。

 天皇賞(春)では3年連続で2着に入るなどGIで惜敗が続き、獲得賞金は6億7568万円とGI未勝利馬では最多を誇り、ファンも多い本馬。ジャパンC出走となれば日本ダービー以来の東京競馬場への参戦となり、豪華メンバーで行われる一戦をさらに盛り上げる存在になる。