本拠地レイズ戦に「2番・DH」で先発出場したエンゼルスの大谷翔平【写真:ロイター】

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レイズ戦で満塁弾も…

 米大リーグ・エンゼルス大谷翔平投手は18日(日本時間19日)、本拠地レイズ戦に「2番・DH」で先発出場。2回に43号満塁弾をかっ飛ばしたが、投手陣がリードを守れず。延長戦の末に9-6で敗れた。米記者は、この敗戦がメジャーで166年ぶりの屈辱的記録だったことを紹介。「1857年以来、初めてのチームになった」と伝えた。

 大谷は1-1で迎えた2回2死満塁の第2打席で、右翼席へ運ぶ43号満塁弾をかっ飛ばした。エンゼルスタジアムを熱狂に包む一発で5-1とリードを広げたが、援護をもらった先発アンダーソンが踏ん張れず。5回途中5失点で降板すると、試合は6-6で9回へ。守りでは起死回生のトリプルプレーが飛び出し、その裏に1死一、二塁のサヨナラ機で大谷が打席へ。しかし空振り三振に終わり、試合は延長戦へ突入した。

 回跨ぎでマウンドに上がった守護神エステベスがピリッとせず、2点を失って降板。後を受けたループも1点を奪われ、その裏の攻撃は無得点。エンゼルスが敗れた。

 試合後、米スポーツベッティングサイト「ドラフトキングス」などで活動するジャレッド・カラビス記者は自身のX(旧ツイッター)で「エンゼルスは1857年のアルバカーキ・ストリング・ビーンズ以来、グランドスラムを放ちトリプルプレー決めたのに延長戦で敗北した初めてのチームとなった。それはダブルヘッダーの第2試合だった」と伝えた。

(THE ANSWER編集部)