小倉芝は高速決着 持ち時計一番のダイヤモンドフジに要注意
金曜正午の時点で新潟と小倉は芝ダートともに良、札幌は芝が良、ダートが稍重となっている。
新潟芝は夏開催らしい高速決着が続く。外回りは速い上がりを使える馬が有利。1600mと1800mはディープインパクト系の好走が目立つ。内回りはペース次第だが、どちらかといえば前で運んだ方がいい。ダートは新潟らしく逃げ先行有利。
小倉は夏の開幕週らしく超高速決着まである。平坦でもあり、逃げ先行馬有利は間違いない。ダートも前で運べる馬が圧倒的に有利。たまにハイペースの差し差し決着があるが、そこに狙いを定めるのは簡単ではない。
札幌の芝は先々週まで超が付く高速決着だったが、先週の道悪開催で多少なりとも悪化している。その度合いがカギで、そこは当日の時計のかかり具合を見て判断したい。ダートはペース次第で差しも決まる。
【注目馬】
新潟9R・ロードプレイヤー…近走内容を見ていると、平坦の方が切れるイメージ。昨夏の新潟芝1800mの新馬では、上がり3F32秒5の鬼脚で差し切り。あの走りを再現できれば、1勝クラスはあっさり勝てていい。
小倉9R・シルヴァーデューク…詰めの甘さは否めないが、レースぶりから見て、小回りの内枠はベストのイメージ。馬連や3連複の軸に指名したい。
小倉12R・ダイヤモンドフジ…地方からの再転入初戦だが、以前のJRA在籍時に2着と3着が2回ずつあるので、現級でも力は足りるだろう。持ち時計の1分7秒6はメンバー中最速。さらに絶好最内枠とあれば、勝ち負けになっていい。