21年の新潟記念を制したマイネルファンロン(撮影:橋本健)

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 13日(日)の新潟1R・3歳上障害未勝利(障2850m)にて、マイネルファンロン(牡8、美浦・手塚貴久厩舎)が障害デビューを果たす。

 同馬は父ステイゴールド、母マイネテレジア、母の父ロージズインメイという血統。半妹に21年のオークスを制したユーバーレーベンがいる。

 17年9月に中山競馬場の2歳新馬戦でデビューし、続く10月に東京競馬場で行われた2歳未勝利戦で初白星。以降もコンスタントに勝ち星を重ね、19年4月の湾岸Sを制しOP入りを果たす。

 昇級後は中距離重賞に挑戦を続け、通算11度目の重賞出走となった21年の新潟記念で待望の初タイトル獲得。以降も22年のAJCCで2着、同年の宝塚記念で5着に入るなど随所で見せ場を作った。これまでの通算成績は41戦5勝(うち重賞1勝)。

 障害路線で活躍中の平地重賞馬といえば、ニシノデイジーやアサクサゲンキが思い当たる。本馬も彼らに続きたいところ。“史上16頭目の平地&障害両重賞制覇”を先の目標に、まずは障害未勝利を突破したい。