21年の中日新聞杯を制したショウナンバルディ(c)netkeiba.com

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 21年の中日新聞杯(GIII)を制し、近走は障害路線で活躍していたショウナンバルディ(牡7、栗東・松下武士厩舎)が11日、JRAの競走馬登録を抹消した。今後は地方競馬に移籍する予定だが、移籍先は未定。同日、JRAがホームページで発表した。

 ショウナンバルディは父キングズベスト、母バノヴィナ、母の父Redoute's Choiceという血統。

 19年3月に阪神競馬場の3歳未勝利戦でデビュー。10番人気の伏兵評価だったが、2馬身差で勝利を収める。その後も芝の中距離戦を中心に出走し、20年10月の関ケ原Sを制してOP入り。

 昇級後は重賞に積極的に挑戦し、21年12月の中日新聞杯で初タイトルを獲得。昨年末からは障害路線に転向し、今年5月に障害初勝利を挙げた。しかしその後、右前浅屈腱炎を発症。9カ月以上の休養を要する見込みと、今月10日に発表がされていた。ここまでの通算成績は39戦6勝(うち重賞1勝)。

(JRAのホームページより)