アスクビクターモア(22年10月撮影、(C)netkeiba.com)

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 昨年の菊花賞を制したアスクビクターモア(牡4、美浦・田村康仁厩舎)が、放牧先で熱中症による多臓器不全を発症し死亡。8日付で競走馬登録を抹消したとJRAが9日、ホームページで発表した。

 アスクビクターモア急死の報はSNSを通じて広まり、9日17時ごろにはX(旧Twitter)において日本のトレンド1位に同馬の馬名が挙がった。突然の知らせにユーザーからは「ウソでしょ」や「信じられない」と驚きの声。さらに「タイトルホルダーやドウデュース、イクイノックス達と一緒に走る姿をもっと見たかった」と、早すぎる死を悼む投稿もあった。

 また熱中症による多臓器不全が死因と発表されていることから、「熱中症は人だけでなく馬にとっても大変危険なもの」や「今年は馬にも危険な暑さなのか」と、その怖さを再認識する声もあった。