障害レースで活躍する騎手が小倉記念に参戦 一昨年の覇者と挑む7年1カ月ぶりの平地V
デビュー15年目の小野寺祐太騎手が、モズナガレボシ(牡6、栗東・荒川義之厩舎)で小倉記念(3歳上・GIII・芝2000m)に参戦する。
小野寺騎手は09年デビューの33歳。松山弘平騎手や丸山元気騎手の同期となる。JRAで通算51勝を挙げており、そのうち障害で30勝。近年は騎乗機会のほとんどが障害で、今年の阪神スプリングジャンプではジェミニキングでJRA重賞初制覇を果たしている。
平地重賞に騎乗するのは一昨年の京王杯スプリングCのカタナ(17着)以来で2年ぶり6回目。勝てば16年7月17日の福島7R・3歳未勝利をセシルクラウンで制して以来、7年1カ月ぶりの平地勝利となり、平地重賞制覇はもちろん初めてとなる。一昨年の小倉記念を制したモズナガレボシとの初タッグで、記録尽くめの勝利となるか。思い切った手綱捌きを期待したい。
【小野寺祐太騎手の平地重賞成績】
・10年アルゼンチン共和国杯・マキハタサイボーグ(11着)
・10年ステイヤーズS・マキハタサイボーグ(10着)
・11年七夕賞・ロードキャニオン(17着)
・15年青葉賞・トーセンスパンキー(18着)
・21年京王杯スプリングC・カタナ(17着)