関屋記念に出走予定のロータスランド(c)netkeiba.com

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 サマーマイルシリーズの重賞の中で唯一別定で行われるということもあり、メンバーレベルは比較的高くなる。近年の好走馬を見ても、ジャスタウェイ、クラレント、ダノンシャーク、プリモシーン、ロータスランド、ソングラインなどGIでも足りる実力を持つ馬の名前が多い。

1.馬格のある馬

 過去10回で、480kg以上の馬が9勝。2着も6頭出ている。500kg以上の馬に関しては複勝回収率が90%あり妙味も十分。

2.前走負けた馬が巻き返す

 過去10回で3着以内に入った延べ30頭中、前走3着以内だったのが10頭なのに対し、前走5着以下だったのは17頭。勝ち馬に関しても、10頭中7頭は前走5着以下だった。妙味を踏まえても、前走で負けた馬から馬券を組み立てるのが良さそう。

3.先行馬が活躍傾向

 昨年は4角1・2番手の馬がワンツーし、一昨年は4角2番手の馬が1着。3年前は逃げた馬が2着だった。直線が長い新潟らしく豪快な追い込みが決まることもあるが、近年は先行して残る馬が多い。

 ロータスランドは6歳になっても能力健在で、前走のヴィクトリアマイルでは逃げて僅差の6着に粘った。2年前に当レースを勝った実績があるように新潟は得意であり、相手関係が楽になるなら巻き返しは必至だろう。