【警告】神戸=大崎(64分)、井出(82分)湘南=なし【退場】なし

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 4月29日にJ1リーグ第10節が開催。ノエビアスタジアム神戸では、ヴィッセル神戸対湘南ベルマーレが行なわれ、2−0で神戸が勝利を飾った。

 神戸は21分にエリア手前のやや右寄りでFKのチャンスを得ると、初瀬亮が左足を一閃。ゴールからやや距離はあったものの、鮮やかにネットを揺らして先制点を奪った。

 その後、追加点を奪えずにいると、後半には湘南に押し込まれる時間帯が続いたが、80分にカウンターから山口蛍が貴重な追加点を奪取。2試合ぶりの勝利で首位をキープした。
 
▼神戸のチーム採点「6.5」
 序盤は思うようにペースが掴めず、湘南のサイド広く使った攻撃に苦戦したが、大迫勇也を起点とした縦に早いサッカーで攻撃の糸口を探る。

 すると21分に初瀬が直接FK叩き込んで、嫌な流れを吹き飛ばした。先制した後は勢いに乗り、ショートカウンターから決定機を作るも、追加点を奪えない。

 後半に入り、徐々にセカンドボールを拾われて押し込まれる時間が続いたが、80分に試合通して切れることのなかった前線からの守備で武藤嘉紀がボールを奪い、そこから山口の追加点が生まれた。

 前節、横浜F・マリノスに3失点を喫した守備は、GK前川黛也の再三の好セーブやディフェンスラインの集中した守りで湘南の攻撃を0に抑え、難しいゲームをものにした。

【動画】初瀬のFK弾&山口の右足ショット
 
[スタメン]
GK:前川黛也|採点7/再三のピンチを好セーブで凌いで無失点勝利に大きく貢献。クロスへの対応も安定していた。

DF:酒井高徳|採点6/相手の左サイド使った攻撃への対応で守備の時間が長く、攻撃参加の機会は少なかった。それでも試合を通してタフさを見せた。

DF:山川哲史|採点6.5/的確なカバーリングなど集中したディフェンスを披露。M・トゥーレルとのコンビで相手のエース町野修斗に仕事をさせなかった。

DF:マテウス・トゥーレル(74分OUT)|採点6/今季リーグ戦初スタメン。対人の強さなど持味は見せたが、ビルドアップでのミスや、カバーリングが遅れる場面があった。試合勘を戻すことが優先か。

DF:初瀬亮|採点6.5/見事な直接FKを叩き込み先制点を奪取。チームに勢いをもたらした。守備でもサイドを崩される場面はほとんどなかった。

MF:大粼玲央|採点6/相手の縦パスに対し、激しい守備で対応。特に前半は相手に中央のスペースを使わせず、ピンチの目を摘んだ。気迫のこもったプレーも好印象。

MF:山口蛍|採点6.5/ディフェンスラインと前線のつなぎ役となり、攻撃のスイッチを入れた。苦しい時間帯で貴重な追加点を挙げ、勝利を決定づけた。

MF:佐々木大樹(81分OUT)|採点6/先制点に繋がるFKを獲得。背後へのランニングや守備で献身的なプレーは見せたが、シュートチャンスは訪れなかった。

MF:汰木康也(88分OUT)|採点6/得意の左サイドで仕掛ける場面は限られた。前半の2つ決定機ではGKソン・ボムグンの好守もあり、決めきれず。不完全燃焼に終わった。

FW:武藤嘉紀|採点6.5/攻守に置いて90分間ハードワークし続けた。攻撃ではスルーパスや鋭いドリブル突破で見せ場を作る。守備では前線での素早いプレスでボールを奪い、追加点をもたらした。

FW:大迫勇也|採点6.5/最前線で攻撃の起点となり、ポストプレーでチャンスメイク。自らもミドルや裏抜けからゴールを狙ったが、この日は無得点に終わった。
 
[途中出場]
DF:本多勇喜(74分IN)|採点6/難しい時間帯での投入となったが、落ち着いて試合に入り、安定したプレー。無失点に貢献した。

MF:井出遥也(81分IN)|採点なし/ボールに絡む回数は限られたが、積極的にゴール前に顔を出す場面も見られた。

MF:飯野七聖(88分IN)|採点なし/怪我から復帰。少ない時間ながら、リーグ戦8試合ぶりの出場を果たした。

監督:吉田孝行|採点6.5/試合終盤、ファーストプレスがかからなくなってきた時間帯に3バックに変更。前の守備に厚みをもたらした采配は見事だった。

※採点は10点満点で「6」を及第点とし、「0.5」刻みで評価。
※出場時間が15分未満の選手は原則採点なし。

取材・文●中川翼(サッカーダイジェストWeb編集部)