【武豊日記】長く時間をかけてここまで勝たせてもらいました
4400勝の区切りは小倉の土曜の１レース、スマートアイでした。直線は小倉ラスト騎乗の福永祐一騎手とのマッチレースとなり、たくさんの声援をいただきました。ゴール後の大きな拍手も、まるで重賞を勝ったようで心地よかったです。競馬は１つ勝つのも大変で、長く時間をかけてここまで勝たせてもらいました。改めて、すごく幸せだと思います。
小倉は縁のある競馬場で、通算1000勝が武邦彦厩舎のエールノコイビトという馬でした。父がすごく喜んでくれたことを思い出して、小倉にもありがとうです。
武豊「たくさんの声援と拍手が聞こえた」史上初、JRA通算4400勝達成
京都記念はドウデュースとのコンビ７日は、千葉県白井市にある３期生として鍛えていただいた競馬学校を懐かしく訪問。39期生の卒業式に騎手会長として列席させていただきました。「4400勝の武豊です」と挨拶できたのも、先週の競馬の成果。卒業生たちのキラキラした目を見て、ついこの前、そちら側にいた自分を思い出しました。
ちょっとした肩の荷を下ろした今週末は、土日とも阪神で騎乗します。なかでも楽しみなのは京都記念のドウデュースです。このレースの次はドバイターフと決まっていますが、2023年をいい年にするために、初戦からダービー馬に相応しい結果を出さなければいけないと思っています。
