NECは10月13日、ビジネス・教育向けPC「Mate&VersaProシリーズ」の新モデルとして、17タイプ(54モデル)の出荷を開始した。今回のラインナップでは、ノートPC「VersaPro タイプ VE・タイプ VF」が新デザインの本体となるほか、CPUに第12世代Intel Coreプロセッサを採用といった強化を図っている。

15.6型エントリーノートPC「VersaPro タイプ VE」

シリーズのラインナップと価格は以下の通り。

■VersaPro:モバイルノート PC

・UltraLite タイプ VG:379,000円〜

・UltraLite タイプ VC:297,000円〜

・UltraLiteタイプ VB:322,500円〜

・タイプ VM:246.500円〜

■VersaPro:タブレット PC

・タイプ VS:270,300円〜

■VersaPro:ビジネスノートPC

・タイプ VD:290,000円〜

・タイプ VX:260,000円〜

・タイプ VA:257,000円〜

・タイプ VE:261,500円〜

・タイプ VW:253,000円〜

■VersaPro:ビジネスノートPC(SOHO・中小企業向け)

・タイプ VL:オープン価格

・タイプ VF:オープン価格

■Mate:*デスクトップPC

・タイプ ME:238,000円〜

・タイプ MB:199,500円〜

・タイプ MA:191,500円〜

・タイプ MC:182,400円〜

■Mate:デスクトップPC(SOHO・中小企業向け)

・タイプ ML:オープン価格

新しいラインナップでは、全モデルにWindows 11 2022 Update version 22H2を搭載。保守サービスも強化し、故障時に指定場所まで出張修理に向かう動産総合保険付き保守サービスを新たに追加した。

15.6型エントリーモデルのVersaPro タイプ VE・タイプ VFは、新デザインとなる狭額縁の本体。CPUには第12世代Intel Coreプロセッサを搭載する。オンラインミーティング時に意図しないカメラへの映り込みを防ぐ「プライバシーシャッター」の採用をはじめ、セキュリティ関連の機能も強化した。

新しい本体デザインとなる15.6型エントリーノートPC「VersaPro タイプ VE・タイプ VF」

天面

利用者自身が簡単にメモリを交換できる機構や、対面業務に便利なディスプレイを180度開けるフラットモードを採用するなど、拡張性と利便性にも配慮している。なお、従来の本体を採用したモデルもラインナップに残る。

液晶ディスプレイを180度開いたフラットモード

底面からメモリスロットへアクセスできる

スタンダードモデル「VersaPro タイプ VX」は、Intel Core i7-1265U、Intel Core i5-1245U搭載モデルを、「VersaPro J タイプ VL」はIntel Core i5-1235U、Intel Core i3-1215U搭載モデルを追加。ラインナップを強化した。

12.3型タブレットPC「VersaPro タイプ VS」はBTOセレクションメニューを強化し、16GBメモリを選択可能としている。