日立グローバルライフソリューションズは8月31日、「火加減マイスター」HT-N100TシリーズとしてIHクッキングヒーター4機種を発表した。発売日は10月20日で、価格は429,000〜462,000円の見込み。

なお、IHクッキングヒーター「火加減マイスター」として、HT-N100Tシリーズと一部仕様の異なる「HT-N9T」「HT-N8T」シリーズも同時発売する。価格は「HT-N9T」シリーズが341,000〜363,000円、「HT-N8T」シリーズが374,000〜396,000円の見込み。





HT-N100Tシリーズ。左からプレミアムブラック、プレミアムシルバー

HT-N100Tシリーズは、グリル室の上下に装備する平面ヒーターで温度差を低減し、焼きムラを抑えた新加熱方式「旨美焼き」を採用するIHクッキングヒーター。これにより、グリル室の調理機能が拡充されたため、鶏のハーブ焼きなどの肉料理や焼き魚、トーストやクッキーなども調理できる。

このほか、付属品の「ラク旨(うま)グリル」(波皿)にパンや卵、ウインナーなどを入れて同時に調理する「朝食セット」メニューなども追加。IHヒーターで下準備した食材を、取っ手を外したフライパンのまま連続してグリルで調理できる「連携調理」機能も新しく搭載した。

旨美焼き調理イメージ(実際には赤く光らない)

旨美焼き調理例

グリル室内は、拭いて手入れしやすいフラットな構造。室内側面と奥側には、油汚れが落ちやすいフッ素コーティングを施した。

操作部はフラットを基調とした新デザインを採り入れ、左右と中央のIH(計3口)とグリルすべてをトッププレート上にまとめた。左右IHの操作部には「ワンタッチ火力ボタン」を引き続き搭載。また、調理状態などが確認できる表示部には、文字が大きく見やすいフルドット液晶と、火力に合わせてLEDが点灯する「4色カラーLED」を採用し、トッププレート中央に配置している。主な仕様は下表の通り。