写真・Motoo Naka/アフロ

　水野真紀が、7月27日放送の『徹子の部屋』（テレビ朝日系）で、30年ぶりの大学生活で幼稚園教諭一種の免許を取得したことを語った。

　1980年に短大を卒業している水野だが、4年前の48歳のときに、聖心女子大学の教育学科に編入して、2021年3月に卒業した。

　大学編入のきっかけは、以前、作詞家・阿木燿子と共演した際に「自分の名前が世に出て、みなさんによくしていただくことが増えたが、戸惑いもある。どうしたらいいか」と相談したことだった。

　すると、阿木から「若い方に還元していけばいい」との言葉をもらったという。

　その言葉に感銘を受けた水野は「世の中や、人さまにお返しできることができたらいいなという思いと、その手がかりを探しに（大学を）受験しようと思った」と回想。

　在学中に、同じく編入してきた同い年の女性が取得しようとしていた幼稚園教諭一種の免許を、自分も取ることに。

　幼稚園での教育実習では、「実習日誌」を書くことがたいへんで「家に帰って（家事などが）ひととおり終わった夜に書き出すので、睡眠時間は平均3時間、切ってた」と、美しい文字で手書きされた日誌も披露した。

　現在は、幼稚園で月に4回、ボランティアで手伝いに行っており「人の成長過程を見るのって楽しい。先々は、働くお母さんのお手伝いになるようなことができたらいいな、と考えています」と、保育士試験も受験して結果待ちだと話していた。

　水野の話に、SNSではさまざまな意見が書き込まれた。

《水野真紀さん、最近幼稚園教諭を取得されたんだって。息子さんは高校2年生とか。 充実させてるようでした》

《水野真紀さんも、幼稚園教論1種なら、色んな所で働けるね、尊敬します》

《水野真紀さん、お綺麗。 大学に編入して幼稚園教諭の免許を取り、今はボラをしているそうだ》

「水野さんは同番組で、52歳となった心境もコメント。『“働くとは、傍（はた）を楽にすること”と『路傍の石』で読んだ。元気なうちは働いていきたい』と小説家・山本有三の作品から学んだことを、今後のテーマにしていくそうです」（芸能ライター）

　水野といえば、後藤田正純衆院議員の妻でもある。向上心を持って、芸能活動や家庭との両立に取り組んでいるようだ。