蔚山現代に所属する元日本代表MF天野純が13日、チームKリーグとして参加したトッテナムとの親善試合で見事な直接FKを決めた。

　天野は当初、チームKリーグのメンバーには選ばれていなかったが、負傷者が出たことに伴い、11日に追加招集。韓国代表FWソン・フンミンやイングランド代表FWハリー・ケインを擁するトッテナムとの一戦で、2-3の後半17分に投入された。

　途中出場してすぐにソン・フンミンの追加点につながるPKを献上した天野だったが、後半26分に自らのプレーで観衆を沸かせる。敵陣右寄りのやや遠い位置でのFK。天野は鋭くカーブをかけた左足のシュートで2枚の壁の上を通し、フランス代表GKウーゴ・ロリスも届かないゴール右下のコースに叩き込んでみせた。

　このスーパーゴールにスタンドからは大歓声が起こり、チームメイトたちが次々と駆け寄って天野を祝福。試合はソン・フンミンとケインがそれぞれ2ゴールを奪い、トッテナムが6-3の快勝を収めたものの、日本人MFがビッグクラブを相手に大きなインパクトを残した。

※天野のFK弾は1:44〜