アナタは銀行を賢くお得に使ってますか？～ 失敗しない銀行選びのポイント～ - BLOGOS編集部
※この記事は2012年05月11日にBLOGOSで公開されたものです
わかっているようでわかっていない経済の問題を経済アナリストの森永卓郎さんが、わかりやすく私たちの身近な話題に置き換えて伝える番組、森永卓郎のＢＬＯＧＯＳ経済塾。新社会人のみなさんが４月にもらった初任給。全部使っちゃいましたか？それとも貯金しましたか？はい！貯金したというそこのアナタ！大事なお給料を振り込む銀行、自分できちんと選びましたか？会社に勧められてそのまま口座を作っていませんか？
もしかすると一生のお付き合いになるかもしれないからこそ、自分にあったところをきちんと選びたいものですが・・・銀行ってどこも同じように見えてムズカシイ！
そこで今回の「森永卓郎ＢＬＯＧＯＳ経済塾」では、経済アナリストの森永さんに、“失敗しない銀行選びのポイント”を聞いちゃいました！すでに自分の口座を持っているというアナタも、その銀行が自分にあっているのか！？再確認するチャンスですよ！
知恵を使えば、振込手数料もタダに！
小口：銀行口座の持ち方。１つしか持っていない人もいれば、１人でいくつも持っている人もいます。ちなみになかまったーは？仲俣：１つです。
小口：森永さん、これってどっちのほうが賢いんでしょうか？
森永：一般的にいうと、１０００万円までは預金保険で保護されるのですが、預金残高が１０００万円に届いていなくても、私は２個に分けたほうがいいとオススメしています。なぜかというとですね、今の預金保険制度ができてから、本格的に大きな銀行が破たんしたことはないんですけれど。仮に破たんした場合、誰がどのぐらいの預金を持っているのか、名寄せをしていかなくてはいけないので口座が封鎖されるんですよ。この前、破たんした日本振興銀行は、小さな銀行だったので、口座が回復するまでそんなに時間がかからなかったんですが、大きな銀行が破たんすると、最大で１週間ぐらいかかるんじゃないかって言っている人もいるんですね。
小口：取り付け騒ぎ・・・でしたっけ？みんなが殺到しちゃって。
森永：殺到する前に、バタっと口座を止めるんですけど。ただそのあと１週間は動けない可能性があるんですね。その１週間で、お金を払う用事がでてきたら困るので、銀行口座は２つに分けておいたほうがいいんです。どういう風に分けるかっていうと、基本は給料の振込や電気料金の支払いをするといった普段使いの口座が１つ。もう１つは、資金を運用する銀行。この２つを持っておくといいんじゃないかなって思います。
小口：そのあたりについては、このあとゆっくり聞いていきたいと思いますけれども。その前に、今日は銀行について勉強していきたいと思います。そこでなかまったーに質問！銀行っていうのは、何をして利益をあげていると思いますか？
仲俣：銀行・・・手数料とか？あとは、会社とかにお金を貸して、その時にもらえる利息？
森永：さすが政治経済学部は違いますね！正解です！すごく大雑把にいうと、銀行の稼ぎの半分は貸す時の金利と預金で預かった時の金利の利ザヤです。
小口：貸す時のほうが金利が高いですよね。
森永：それもすごくざっくりいうと、預かった金利に１．５％ぐらい足して貸すっていうのが、平均的な姿です。これでお金の半分を稼いで、残りの半分はなにをしているかというと、さっきでてきた手数料。例えば、為替の手数料、振込の手数料，ＡＴＭの手数料。いっぱいとられていますよね。それから銀行は、自らのリスクで、株を買ったり、有価証券を買ったり、色々な会社に出資をして投資をしたりしています。これも銀行の稼ぎの１つですね。
小口：ＡＴＭでお金を引き出す時、手数料として１０５円取られることありますよね。「まぁいっか！１０５円ぐらいなら」って軽く考えてしまう節もあるんですが・・・。
仲俣：でも、できるだけ休日を避けて（手数料のかからない）平日に下ろすようにしますよね。
小口：あれも積もり積もれば結構な額になるんですよね？
森永：そうなんです。ただ、そこは工夫しだいなんですよ。私はネットオークションのヘビーユーザーなんで、ものすごい額を振り込んでいるんですよ。月間の振込件数って、たぶん５０件はあると思うんですけど、振込手数料は多分１円も払っていません。
仲俣：どうしてですか？
森永：それは、振込手数料を払わないで済む方法っていうのがあるからなんですね。例えば、ゆうちょ銀行は、ネットで振り込むと月５回までは無料です。郵便局にカードを持っていって振り込めば、ゆうちょ銀行間だけですけれども、無料になるんですね。その他に、預金残高に応じて一定回数まで振込手数料が無料になる銀行があります。例えば、新生銀行とか、新銀行東京とかですね。それからちょっとお金がないとできないんですけど、１０００万円貯めれば、三菱ＵＦＪ信託銀行ってところのお金持ちクラブを利用できるんですよ。
小口：待って待って！信託銀行っていうのが、そもそも普通の銀行と何が違うんだって思いません？
森永：信託銀行っていうのは、お金持ちが資産をポンと預けて運用を任せたり、不動産取引といった資産の信託ができるところなんですけど。そこでちょっと金持ち向けのクラブに入ると、他行宛ての振り込みが月２０回まで無料になります。
小口：それは、家がお金持ちじゃなくても信託銀行に口座を開設できるんですか？
森永：はい。ただそれに入るためには、１０００万円が必要です。あとですね、自行同士だったら無料になるのが、楽天銀行（旧Ｅバンク銀行）、新生銀行。だからそういうのを全部知っていてうまく組み合わせて振り込んでいくと、振込手数料を回避することができます。
小口：森永さんだと５０回振り込むわけですから、１つ３００円だとしても結構な額になりますよね。
森永：これは自分の預けている銀行のホームページに行くと、振込がタダになるのは難しくても。時間外手数料は意外と簡単に無料にできるんですよ。それは色々条件があるんです。例えば、その銀行が出しているクレジットカードに入るとか。それがポイント制になっていて“何点以上になると時間外手数料が無料ですよ”っていう約束が銀行ごとに決まっているので、それを見て、うまく工夫すると、時間外手数料を払わなくて済みます。
例えばですね、お昼休みに銀行に行くとダーっと並んでいる時がありますよね。コンビニの引き出し手数料も無料になるケースがあるんですよ。だから、その権利をとっておけば、銀行に列ができていても、コンビニで引き出しちゃえば、時間がかからないんですよ。だからそこはね“知恵”なんですよ。よく調べて、どうしたら手数料がタダにできるかっていうのをやれば、負担はないんですけど、世の中のほとんどの人はそういうセコイ技を積み重ねないので、結局ちょっとずつ貧乏になってっちゃうんです。
仲俣：すごいですよね。こういう細かいところからコツコツ貯めてらっしゃるんですね。
小口：それでこのお父さん、預金残高がすごいからねー。セコロジーでしたっけ？
森永：そうそうそう。ローソンの“ＰＯＮＴＡ”っていうポイントカードがあるんですけど、今月から今まで貯まらなかった「ローソン１００」っていう１００円均一の店舗でも２００円で１ポイント貯まるようになったんですよ。・・・これ、最新情報です！
仲俣：すごーい！最新情報ですよねー！
小口：慣れてきたねえ（笑）
森永：そういう細かいことを積み重ねないと、お金は貯まらない！
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休眠口座の行方はどうなる！？
小口：銀行の経営がどういう風にして成り立っているのかわかったと思いますので、次は「休眠口座」について伺っていきたいと思います。なかまったーは「休眠口座」ってわかりますか？
仲俣：最近ニュースで話題になってましたよね。ずっと使ってない口座が誰かに使われる。自分のものじゃなくなる・・・みたいなことしかわからないです。
小口：そういうことですよね？
森永：これは意外と知られていなかったんですけど。というか、銀行もあんまり言ってなかったんですが、全く取引のないまま口座を１０年間放っておくと、銀行はその預金を、自分の会社の決算の利益にしちゃってたんです。
小口：今まで黙っていたんですか？一筆書いたりとかは？
森永：黙ってたんです。でも、通帳を持って「これ下ろさせてください」っていうと、ちゃんと払ってたんです。
小口：それは１０年経過したあとでも？
森永：そうです。１０年後でも２０年後でも払うんです、銀行は。一旦全部、特別利益であげといて、文句を言ってきたやつだけ戻すんです。ところが１０年経っちゃうと、文句言ってくる人ってほとんどいない。
小口：また入ってても何百円だと「まいっか！」で済んじゃうし。
森永：銀行はそんな風に言ってるんですけど、そうでもないような気がするんですよね。
小口：休眠口座に眠っているお金ってどれぐらいなんですか？
森永：１年間で８５０億円ぐらいだったかな？
仲俣：大きいですね！
森永：でもね、日本の銀行はすごく少ないっていわれていて、一番多いのはスイスの銀行なんですよ。なんでかっていうと、ゴルゴ１３がお金を預けてるんですね。要するに、スイスの銀行って口がかたいので、闇社会のお金も受け入れるわけです。ところが闇社会の人間は、闇社会同士の抗争によって、突然命を失ってしまったりするんですけど、そうすると、秘密資金なんで誰もお金を下ろしにこない。それがごっそり、銀行の利益になっているから、スイスの銀行は儲かる・・・といわれているんです。
仲俣：現実の話ですか？
森永：すべて現実の話です。
小口：それがすべてスイスの銀行に入るわけですか？
森永：そうです。銀行にすべて入るんです。
小口：さて、話を日本の「休眠口座」に戻しまして。今言われているのは、政府が被災地の復興資金にその「休眠口座」のお金を充てませんか・・・という話なんですよね。銀行ばっかり利益にするなよと。
森永：銀行は「ヤダー！」って言ってるんですね。どうしてかっていうと、管理するのにもお金がかかってるんだぞと。さらに「そもそも政府が取るのはズルイ！だってこれは預金者のお金だぞ」と銀行は言ったんです（笑）
小口：金融庁の発表では、１年間で１３００万もの休眠口座が生まれているそうで、うち９割は残高１万円未満。「まいっか！」という人たちですね。
森永：でも残りの１割は、数が少なくっても額が大きい！だから、イメージですけど、大金持ちが家族に隠して何千万円という預金を別に作って、それで愛人を囲ってたりするわけですよ。そうすると、そのお年寄りのお金持ちがパタっと亡くなっちゃうと、誰もそのお金の行き先がわからないということが起こるんです。そういうのは、全部国が取っちゃえばいいと思います。
小口：１件、１件、確認していくわけにもいかないですからね（笑）
森永：でもまぁ、大金持ってる人からは（お金を）取っちゃっていいと思います。私の今までの人生経験でいうと、とんでもない大金を稼いだ人のパターンってのは２つしかなくて。「すっごく努力して運が良かった人」か「すごい悪いことをした人」のどっちかなんです。まあ大抵、悪いことをした人のほうが多いんですけど。
小口：なかまったーはあまり縁がないと思いますが。１０年前は、私とか森永さんも口座を作ったけど、うっかり忘れちゃったってこといっぱいありましたよね？
森永：そうそう！あとね、銀行の場合は言えばいいんですけど、民営化前の郵便貯金は、１０年経つと強制没収！それは取り返しがつかないので、忘れないようにしておかないと、後からなきごとをいってもダメなんです。あともう１つ！電車の「Ｓｕｉｃａ」ってあるでしょ？あれも、カードの中の電子マネーは１０年間使わないと没収されるんです。だから、たまに使わないといけないんです。
仲俣：私、常に１０００円ぐらいしか入ってない！
森永：それはでも、たまに使ってるからですよね？
仲俣：そうですね！使ってるからすぐ無くなっちゃいます。
小口：「休眠口座」を東日本大震災の復興に充てるという構想があるんですが、今後は銀行側とのバトルがまだまだ続くと？
森永：はいそうです。すぐにはムリじゃないかなあという気がしますけどね。
小口：法案の改正とかも必要になるんですか、これって？
森永：法律は変えないとダメだと思います。ただ銀行が全部取っちゃうのはマズイと思いますけどね。
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銀行口座は２つに分ける！その真意は・・・
小口：最後になりますけど、銀行選びのポイントということで森永さんにまとめていただきたいんです。１つの銀行にせず、最低でも２つに分けたほうがいいというのは、冒頭でお伝えしましたが、その他はいかがですか？森永：２つに分けた時は“普段使い”と“資産運用”にしましょう。運用する場合はですね、インターネットで見ると“金利の比較一覧”というのが全部でてきますから。それをみると、ネット銀行の方が金利は高いということがわかります。まぁ大雑把に言ってですが。普通の銀行よりずっと高いです。
仲俣：銀行によって金利って違うんですね！知らなかったです。
森永：だからネット銀行で運用する。普段使いは、普通の銀行でやるっていうのが私はいいと思います。あともう１つありまして、ネットには載らない高金利の銀行があるんです。それは、信用金庫とか信用組合の支店開設３０周年特別金利みたいのもの。これは足で稼がないといけないので、見つけるのはなかなか大変なんですけど。
小口：その信用金庫にわざわざ行っても、そういう特別金利がない場合もあるんですよね？
森永：もちろんそうです。あと信用金庫は色々な技を使ってくる場合があって。我が家は城南信用金庫ってところなんですけど、そこは定期預金を組んだ方の中から抽選で米が当たるんですよ。その米で１週間ぐらい食いつなげるのかな？
仲俣：食いつなぐ（笑）
森永：でね、金利よりも米のほうが、利益実感があるんです。なんでかわからないですけど。金利は食えないけど、米は食えますからね！このように色んな銀行が個性を出してますから、それを調べてまわるっていうのも楽しいですね。
銀行が３時に閉まった後していることは・・・
最後はＢＬＯＧＯＳ編集部から永田が登場！シンクタンクでみずほグループの社内報を作っていたという過去を持ち、銀行のすべてを知り尽した（？）永田記者が、なかまったーの銀行に関する素朴な疑問にこたえました！仲俣：銀行って午後の３時に閉まっちゃうじゃないですか？あれって、３時に閉まったあとなにしているんですか？
永田：もちろん、窓口で口座を作って引っ込めておしまい・・・というわけじゃなくて。閉めたあとに後処理をしたりですとか。営業の方もいらっしゃいますので、会社に戻って、資料を作ったり、入金や受付の件数をチェックしたりして、１日のお金の動きを確認していますね。
小口：でもさ、３時で閉まるってイマドキあんまりないですよー。
仲俣：行こうと思ったら「あっ！閉まっちゃった！」って感じが多いですよね。
永田：まぁ、早いは早いですよね。僕は前の会社では５時ちょい過ぎで終わりでしたから。
仲俣：ええ～～～！！！（驚）
永田：でもその代わりに朝が早いですよね。いま１０時出社って会社もありますけど、銀行は８時過ぎから動いてますし。
小口：あとね、銀行の人ってお給料がいい・・・っていいますよね？
永田：そうですねー。メガバンクは非常に大きな会社ですので、給料もそれに比例しますよね。あと大きな会社って、ちょっとダメな人でも受け入れる懐の深さがあるんですよ。だから、一般の会社に比べると、給料がいいかもしれませんね。
森永：大体ね、２９歳ぐらいの時に“支店長代理”になるんですけど。そこでドーンと給料が３００万くらいあがるんですよ。それで年収が１０００万円ぐらいになる！なんで上がるかっていうと、その時までに“結婚する”っていう条件が昔はあったんです。今は違うと思うますけど、当時はそうだったんです。だから、家族を養わなきゃいけないので、ドーンと給料をあげる。その代わり、２９歳になったら何が何でも結婚しなくちゃいけない。相手がいない場合は、支店長が引き出しからお見合い写真をそっと取り出します。
小口：地元の預貯金残高の多い娘さんとか？
森永：そうです！そういう人がパーんと出てくるんですが、そこで銀行員は２つしか回答が許されないんです。「わかりました、結婚します」っていうのと「すいません。僕にはもう許嫁がおりますんで」の２つ。これ以外の回答をしようと思ったら、辞表を出さないといけない。
小口：それはそれで大変ですね（笑）さて続いてはツイッターでいただいたご質問を紹介していきましょうか！
仲俣：「資産運用のための口座って、地方銀行がいいのか？ 都市銀行がいいのか？ 教えてくださーい！」
森永：私はネット銀行がいいと思います。ただ、地方銀行の中にもキャンペーンの時には、すごいのを出してるところがあります。
小口：問題はその情報ですよね！電車やバスを乗り継いで行ったとしたら、それだけお金がかかってもったいないですもんね。
森永：自転車でいけばいいんです！
仲俣：それは思いつかなかった（笑）
小口：では次の質問にいきましょう！
仲俣：「海外の銀行に自分のお金を預けることはできますか？日本の銀行って金利が低いから、海外の銀行の方がいいんじゃないの？」というメールをいただきました。
小口：ビックリするような金利の国ってありますよね！
永田：モンゴルとかタイだとものすごい金利がつくんですよねー。
森永：モンゴルはかつて３０％とか４０％の金利がついていました。日本で業務をやっているところは別に海外へ行かなくても、日本で預けられます。ただ、金利の高い国は大体インフレ率が高くて、中長期的には為替が安くなっていくんです。すると結局、金利が高い分、円高で食われて“チャラ”っていうことがよくあるパターンです。
小口：チャラで済めばいいんですけどね。
森永：マイナスになっちゃうこともあります。
小口：てことは、森永さん流でいくと、通貨は円の方がいいってことですね。あと現金で持っておくといいんでしたっけ？
森永：預金保険で守られている銀行で、確実に運用するほうが今の時期はいいでしょう。
小口：海外とか大きなことは考えずに、今は着実に日本の銀行に預けるのがいいってことですね。
森永流の銀行選び、参考になりましたでしょうか？
深刻なデフレが進むこの時代だからこそ、銀行は賢く選んでお得に使う！それがアナタの生活を豊かにする近道かもしれません。
次回経済塾の放送は5月21日（月）夜9時から！
テーマは「1万円から始める株式投資」お楽しみに！
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画像を見る森永卓郎1957年東京生まれ。東京大学経済学部経済学科卒業。日本専売公社、日本経済研究センター、三井情報開発株式会社総合研究所、ＵＦＪ総合研究所を経て、現在 獨協大学経済学部教授。 専門はマクロ経済・計量経済・労働経済
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1992年7月25日生まれ。AKB48チーム4所属。AKB48の研究生として活動しながらも、早稲田大学政治経済学部に現役合格。学業とAKB48の活動を両立させた。その努力が認められ、正規メンバーへと昇格、チーム4所属となる。
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アナウンサー。1998年、ニッポン放送入社。翌年から、朝のニュース・情報番組「高嶋ひでたけのおはよう！中年探偵団」昼のバラエティ「高田文夫のラジオビバリー昼ズ」のアシスタントを担当。退社後は長野県庁の派遣研修員として中国・河北大学へ１年間留学。
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