「意外にもクラブを栄光に導いた」”大当たり補強”6名
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サッカーでは様々な補強が行われるものの、それが成功するかどうかはやってみなければわからないもの。
今回は「まさかこの選手がクラブを改革することになるとは」という意外な大当たり補強の6名を『Planet Football』からお送りする。
ペトル・チェフ
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チーム:チェルシー
チェルシーの成績とチェフの所属時期を見比べれば、彼が果たした役割の大きさがすぐにわかる。その影響力がどれだけ巨大なものだったか。
アブラモヴィッチ氏は2003年の段階で1億5000万ポンドを補強につぎ込んでいたが、レンヌに所属していたチェフの獲得に費やされた額は1100万ポンド。プレミアリーグにやってきた彼は間違いなく当時の世界最高ゴールキーパーであり、堅守で知られたチェルシーの要石となった。
マイケル・キャリック
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チーム:マンチェスター・ユナイテッド
未だに「キャリックがいれば…」という幻想に取り憑かれているマンチェスター・ユナイテッドのサポーターは多い。
アレックス・ファーガソン監督が率いた時期であったが、ユナイテッドは2003〜2006年に苦戦。それを受けて2006年にトッテナム・ホットスパーからキャリックを獲得すると、中盤のバランサーとして巨大な影響力を発揮した。数字でその貢献が表される選手ではなかったが、多くのスターを支える存在としてあまりにも偉大な存在であった。
ダニ・アウヴェス
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チーム:バルセロナ
2008年の夏、バルセロナにはたくさんのことが起こった。ジョゼップ・グアルディオラが監督に就任し、デコとロナウジーニョを放出し、ペドロとブスケツを昇格させ、ピケを呼び戻した。そしてセイドゥ・ケイタやフレブ、エンリケが獲得された。
しかし、間違いなく歴史を変えたのはダニ・アウヴェスの獲得であった。特に看板となる補強ではなかったものの、セビージャから来た彼はリオネル・メッシとの素晴らしいパートナーシップを形成し、ジョゼップ・グアルディオラの戦術を機能させる重要な役割を担った。
サミル・ナスリ
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チーム:マンチェスター・シティ
今やブクブク太ってしまったサミル・ナスリであるが、若い頃の彼がどれだけ素晴らしい選手であったかを忘れる者はいない。近年マンチェスター・シティにはとてつもないMFがたくさん所属したが、2010年代初期のナスリこそクラブを革命した選手だ。
アーセナルからやってきた彼は2011-12シーズンに初めてのプレミアリーグタイトルをクラブにもたらし、中盤に高いクオリティとクリエイティビティを加えた。彼がいなければアグエロもこれほどゴールを決められなかったはずだ。
イヴァン・ラキティッチ
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チーム:バルセロナ
バルセロナがルイス・スアレスに7500万ポンドの移籍金を支払った2014年の夏。当然ながら彼は非常に素晴らしい存在であり、カンプ・ノウに数多くの歓喜をもたらし、レジェンドとなった。
ただそれよりも重要だったのは、チアゴ・アルカンタラやセスク・ファブレガスが期待に答えられないなか、中盤に加えられたラキティッチであった。彼が加入したことによって「チャビ・エルナンデス後」のバルセロナが崩壊せず、さらにクオリティが高められたといえる。非常に大切な補強であった。
カゼミロ
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チーム:レアル・マドリー
レアル・マドリーの「銀河系軍団」方針の中で、ラファエル・ベニテス監督は苦しんだ。上からの圧力でクロース、モドリッチ、ハメス・ロドリゲスの中盤を組んだが、ディフェンスの面ではほとんど機能しなかった。
そしてジネディーヌ・ジダンがやってきた後、フロレンティーノ・ペレス会長にもものを言える彼はカゼミロを抜擢し、アンカーとしてバランスをとる役割を与えた。それはレアル・マドリーにとって非常に大きなキーポイントで、チャンピオンズリーグ3連覇など前人未到の歴史をチームにもたらした。