ティーラテ専門店『チャバティ』の絶品すぎる「スコーン」をお取り寄せしてみた

2021年1月9日 10時51分

食楽web

　寒い日はおうちでゆっくり紅茶とおやつを楽しむのもいいですよね。そんなときの紅茶のお供にぴったりなのが「CHAVATY（チャバティ）」のスコーン。

　チャバティは東京・表参道と京都・嵐山に各店舗を構えるティーラテ専門店です。同店の看板メニューでもある「ウバティーラテ」は、世界三大銘茶であるスリランカ産ウバのクオリティーシーズンを使用。お茶本来の香りを最大限に引き出し、まろやかさと自然の甘みを楽しめるティーラテとして人気なんです。

　そんなティーラテと共にじわじわ人気を博しているのが、毎日店舗で手作りされているこだわりのスコーン。チャバティのオンラインショップで、このスコーンが購入できると知り、さっそくいろんなスコーンをお取り寄せしてみました。

「CHAVATY 冬のスコーンセット（10個入）」（2800円・税込）は、プレーンと4種類の季節のスコーンがセットになっている

　チャバティではシンプルな「CHAVATYオリジナルスコーン」や冷凍のスコーン生地に加え、5種類のスコーンがセットになった「CHAVATY 冬のスコーンセット（10個入）」が販売されています。

　5種類のスコーンが2個ずつ入っており、冷凍で届くので、好きなタイミング食べられるのがいいところ。自然解凍だけでなく、オーブンもしくはトースターで加熱するだけで、できたての香りと味わいを楽しめます。

　これまでスコーンをお取り寄せしたことはありませんでしたが、トースターでも温められるなら食べる準備のハードルはかなり低く感じます。ただし、チョコレートがトッピングされたスコーンは温めNGなので、自然解凍が終わるのを待つのが吉。

トースターの場合は冷凍のままスコーンに霧吹きで1回水をかけ、アルミホイルで全体を包み、1000Wのトースターで15分温める

「オリジナルプレーンスコーン」は、スコーンの側面がぱかっと割れた「腹割れ」しているのが特徴。イギリスの伝統的な製法を参考にして作られており、外はサクサク、なかはしっとりした食感に仕上がっています。

一度冷凍しているからか、腹割れ具合は控えめ。次回はお店に足を運んで、その腹割れを見たくなった

　ひょいと手でつまめるくらいの小さめサイズですが、思ったよりもずしっと重さを感じます。温めるとふわっとバターの香りが。お店のように温かいスコーンが自宅でも楽しめるなんて最高ですね。食べてみると、バターの風味が鼻に抜ける感覚がたまりません！　これぞスコーンの醍醐味。

「CHAVATYオリジナルピスタチオチョコレート」（970円）は、柔らかな甘さとなめらかな口溶けの良さが特徴

　さらに、チャバティのオンラインショップでは「CHAVATYオリジナルピスタチオチョコレート」も販売されており、ローストピスタチオをふんだんに使ったこのスプレッドクリームをのせて食べるのもおすすめ。

香ばしいナッツの香りと食感が感じられる。トーストにのせて食べてもおいしそう

　香ばしいナッツの香りと粒感があり、プレーンのスコーンのバターの風味との相性が抜群です。今年のトレンドでもあるピスタチオですが、こんな食べ方もできるんだ、と目からウロコが落ちました。

「ルビーチョコレートスコーン」はココア生地のスコーンに、カレボー社のルビーチョコレートをコーティング

　季節限定のスコーン4種は、「ルビーチョコレートスコーン」「クランベリースコーン」「きなこメープルスコーン」「りんごキャラメルスコーン」をラインナップ。

　ルビーチョコレートスコーンは見た目の華やかさが目を引きます。ビターなココアスコーンにかかったルビーチョコレートはフルーティーな甘さと酸味を感じるので、見た目よりも軽い食べ心地です。

ココアスコーンは甘さよりもビターな風味で大人の味わい

　甘さと酸味のバランスが絶妙なクランベリースコーンは、フルーティーな紅茶に合わせたくなる一品。甘酸っぱいので、普段甘いものをあまり食べない人でも食べやすそうです。

「クランベリースコーン」は自家製シロップで煮たクランベリーを使用。サクサクに焼きあげたクランブルの上にアイシングをかけて仕上げている

　表面だけかと思いきや、カットしてみるとなかにもクランベリーが入っています。見た目のかわいらしさもあり、お皿に並べるだけでテンションが上がるはず。

生地のなかにもクランベリーがたっぷり練り込まれている

　地味めな見た目に反して筆者がお気に入りだったのが、きなこメープルスコーン。生地にメープルシロップを使用し、ほんのり甘さが感じられるスコーンです。

「きなこメープルスコーン」はきなこのチョコレートと香ばしいくるみをトッピング

　きなこ風味のチョコレートち聞くと和風ですが、意外にもメープルとの相性がいいんです。トッピングされたくるみの食感もいいアクセントになっています。

メープルの甘い風味ときなこ風味のチョコレートの組み合わせがクセになる

　そして、もうひとつお気に入りだったのが、りんごキャラメルスコーンです。表面はパリパリのカラメルでコーティングされており、その甘さと食感がたまりません！　少しキラキラした見た目もいいですね。

「りんごキャラメルスコーン」には煮りんごをトッピング

　食べてみると、生地にもりんごの酸味が感じられ、それとともに、とろりとしたキャラメルソースも出てくるので、少しアップルパイのような趣もあります。

生地にはフランス産の濃厚リンゴピュレを練り込み、中にはキャラメルソースが閉じ込められている

　ワンランク上のティータイムを演出してくれるチャバティーのスコーンがあれば、おうち時間をより楽しめるかもしれません。

●DATA

CHAVATY

https://chavaty.shop-pro.jp

●著者プロフィール

今西絢美
「おいしいものナビゲーター」として、調理家電や食に関する記事を執筆。フードツーリズムマイスター、利酒師の資格も持つ。ウェブサービスやアプリのトレンドも絶賛追跡中。コンテンツ制作会社「TEKIKAKU」取締役。