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 東京・三軒茶屋で週末だけ営業し、ラーメン通から注目されていた支那そば屋『なすや』が椎名町に移転し、深夜営業をメインとする〆のラーメン専門店となってリニューアルしました。

野菜と貝だしで丁寧にとった出汁が胃袋に染みる

 店主の前田順一さんは日本料理店で料理を学び、某豚骨ラーメンの名店で修業。動物性のだしは使用せず、主に貝と野菜からとっただしが自慢です。日本料理で培った技を駆使し、旨みを最大限にまで抽出しています。

醤油そば(700円)

 看板メニューは「醤油そば」。ファーストインプレッションは、だしのきいたやさしい味わいでありながら、後からガツンと舌と脳を刺激する味が広がります。

 炭火で焼いた自家製チャーシューにも定評があり、肉のしっかりとした旨みと、とろけるような柔らかさが絶妙です。初めて食べるなら、『なすや』のこだわりがよくわかる「醤油そば」(700円)や「塩そば」(700円)がおすすめ。もう少し攻めたいなら、「担々麺」(900円)もアリです。22時半から営業がスタートするので、まさに飲んだ後の〆にぴったりですね。

●DATA

店名:なすや

営:22:30~翌3:30(L.O.3:00)
住:東京都豊島区長崎2-12-3 GEORGE V内店
休:日曜