コロナ禍で、家にいる時間が長くなったという人も多いはず。収入が減り、迫りくる家計の危機を前に、余剰時間を有効に使って楽しく、そしておトクに乗りきったアイデアをエッセ読者に聞いてみました。
人気連載中の漫画家・マルサイさんの話も必見です！

野菜もおやつもマスクも！つくれるものは自分でつくって節約＆プチ収入



たっぷりある時間を使って、手づくりに挑戦する人が急増中！　特技が実益を生むケースも。

●ハンドメイドのマスクをオンラインで販売（3か月で27万円稼げた！）




手づくりマスクを販売

Sさん（埼玉県・46歳）
ミシンでマスクを縫い、ハンドメイド品のマーケットサイトで販売。
「収入減の穴埋めもできたし、必要な人に届けられて少しでも役に立てたことが、なによりうれしかったです」


プリーツマスク、立体マスク、キッズマスクなどを製作。
「楽しい気持ちでつけられるよう、かわいい柄や色合いの布をセレクトしました」

●子どもたちと楽しみながら家庭菜園（1か月で8000円節約！）




とれたての新鮮野菜はなによりのごちそう！

Kさん（岐阜県・40歳）

十数種類の野菜やハーブを栽培しているKさん一家。おうち野菜だけでつくったカレーやシチュー、ピザの味は格別！
「子どもたちも野菜好きになり、食育のいい機会にもなりました。収穫したニンニクはオイル漬け、バジルはジェノベーゼソース、トマトはケチャップにして保存しています」

●家族にも好評！キットを購入してうどんづくり




Tさん（静岡県・37歳）
「外食を控えていた間、讃岐うどんが無性に恋しくなり、ネットで手打ちキットを購入。家族で順番に生地を足踏みしたおかげで、コシがあってモチモチ＆シコシコのでき上がりに！」

手打ちキットやペストリーボードは製菓・製パン材料を扱う通販サイトで購入。
「家族で楽しめたのでレジャー代わりにもなりました」

●具材たっぷりの自家製ピザでおうち時間が充実（1か月で2万円節約）




Eさん（東京都・44歳）
「ステイホームを機に、今までつくったことのない料理に挑戦。手ごね生地＆ブロッコリーやコーンなど、具材たっぷりのピザは、イベント気分を味わえると家族にも好評でした」

思っていた以上に簡単にピザがつくれて感激したそう。
「どんな食材をのせようか考えるのも楽しく、新しい趣味がひとつ増えました」

●誕生日ケーキや日々のおやつを手づくりで（1か月で2万5000円節約）




Iさん（神奈川県・42歳）
自粛期間中は買い物回数を減らし、おやつも家にある材料でつくって乗りきることに。
「家族の顔のクッキーをのせたバースデーケーキは息子も大喜び。思い出深い誕生日に！」


アイシングクッキーもよくつくるおやつのひとつ。
「自分オリジナルの1枚ができるので、子どもと一緒に夢中になってつくっていました」

ウィズコロナの家計のピンチ！マルサイ家はこうしてた



普段から家計改善に励むマルサイさん一家は、手づくりにチャレンジしたそう。

＜手づくりするとこんなに安くなる！＞




昔ながらの自給自足の生活や特技を生かしたホームワーク。少し前までは想像もしなかった生活の中で、できることを探して工夫したら、結果、節約にも！　みんなのアイデア、ぜひとり入れてみてください。

●漫画・イラスト【マルサイさん】



夫、長男（10歳）、二男（8歳）、三男（5歳）の5人家族。著書に『めんどくさがり母さんの最強ずるメシ
』（扶桑社刊）など

＜取材・文／ESSE編集部＞