理髪店やヘアサロンなどの理美容業倒産、ここ10年で最多に
17年の負債総額も前年比3・5倍の138億100万円と、09年の123億7100万円を上回り、過去10年で最大となった。一般会員11万人が影響を受けた脱毛エステのグロワール・ブリエ東京が特定商取引法違反などを引き金に、約97億7200万円の負債を抱え、破産申請に追い込まれたためだ。同社の負債額はエステ関連業界で過去2番目の大型倒産となった。
帝国データの分析によると、理容業は顧客の高齢化や客単価の減少、来店サイクルの長期化が続くうえ、個人経営の後継者不足や低価格チェーンの台頭など懸念が残る。美容業は大手が割引クーポンの導入などの販売促進策を講じてきたが、顧客数の減少や来店頻度の低下に加え、低価格競争などもあり利幅の確保が課題となる。

