マンチェスター・シティのジョゼップ・グアルディオラ監督が、ヤヤ・トゥーレと代理人に“最後通告”だ。代理人がクラブや自身に謝罪しない限り、選手がプレーすることはないと断言した。

発端は、グアルディオラ監督がチャンピオンズリーグ(CL)の登録リストからY・トゥーレを外したことに、代理人のディミトリ・セルク氏がメディアで「シティがCLで優勝しなかったら、ヤヤのような偉大な選手に屈辱を与えたのは間違いだったと認めてほしいね」と指揮官を批判したことだ。

この代理人の対応が、グアルディオラ監督の逆鱗に触れたようだ。20日の会見で、指揮官はセルク氏が謝罪しなければならないと述べている。


「CLリストから外すのは、私にとって非常に難しいことだった。私は彼が良い選手だと知っているからだ。だが、アレイシ・ガルシアを外すのも同様に難しかった。彼ら2人が外れたが、リストはリストなんだ」

「だが翌日、彼の代理人が話した。その瞬間、ヤヤは外れたんだ。ミスター・セルクには私に連絡する勇気がないから、彼が会見したり、友人のメディアを使って、まずはマンチェスター・シティ、次にチームメートたち、そして監督に謝罪するまで(Y・トゥーレは外れる)」

「そうなったら、ヤヤはチームの一員となり、同じようにすべての試合に出るチャンスを手にする。監督として私は受け入れられないからだ。どの監督も、選手が試合に出ないときに(代理人が)メディアで騒ぎ立てるのは受け入れない」

「セルク氏がいかにヤヤを愛しているかは知っている。そうであれば、メディアでやったことをマンチェスター・シティに謝罪しなければいけない」

「私が現役だったころに、私の代理人がメディアでヨハン・クライフに反することを言うなんてことは、想像もできないね。時代が違うのかもしれない。だが、私は古い人間だ。古い世代では、代理人は代理人の、選手は選手の、監督は監督の仕事をしなければいけない。今は代理人が実際以上に自分たちが大きな存在だと考えている」

「だから、問題があるなら(フットボールディレクターの)チキ・ベギリスタインやクラブに連絡し、話すことができる。それをしないうちは、ヤヤがプレーすることはない」

この鉄拳制裁に対し、セルク氏はイギリス『スカイ・スポーツ』で反論している。「なぜ私やヤヤが謝罪しなければいけないのか分からない」と述べており、謝罪するつもりはないようだ。


「私は特別なことは何も言っていないし、好きなことを言える民主主義の国にいる。私が何を言うべきで、何を言うべきでないかはグアルディオラが言うことじゃない。私の意見だ。彼が賛成だろうが反対だろうが、私は彼に反する特別なことを言っていない」

「例えばCLリストから外れたことについて、私は彼らがCLを制覇したら、彼が優れた監督だと言うが、もし勝てなければ、彼はヤヤに関して間違えたと言うべきだ。ヤヤは6年前にシティに来て、イングランドですべてを勝ち取り、CLのセミファイナルも戦っているのだからね」

バルセロナ時代にも不和が騒がれたグアルディオラ監督とY・トゥーレ。この夏はY・トゥーレの移籍が実現しなかったが、このままでは冬のマーケットで動きがあるかもしれない。

なお、Y・トゥーレはこの日、コートジボワール代表引退を発表している。