乾貴士 (撮影/岸本勉・PICSPORT)

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サッカー日本代表が本日、年内最終試合となるオーストラリア戦をヤンマースタジアム長居で行う。

先日のホンジュラス戦に続き、来年のアジア杯に向けての最終調整となるこの試合は、日本代表にとって非常に重要な試合となる。対戦相手のオーストラリアも、自国開催となるアジア杯に向けの貴重な実戦だ。オーストラリア協会のオフィシャルサイトでは、試合前に「AFC最大のライバルとの戦い」との見出しで両チームの戦力分析を掲載した。

オーストラリア代表は、最近のカタール戦では守備面が向上した半面、2試合で1得点と得点力不足が課題となっている。今回の試合では、FWロビー・クルーズ選手の復帰により、前線の攻撃力アップが期待されるが、テーマは中盤の選手を最終テストだとという。

対戦相手の日本については、ホンジュラス戦での6−0というスコアがオーストラリアにとって衝撃であり脅威だと言及したうえで、ハビエル・アギーレ監督新体制での新戦力の選考がうまく進まず、過去のメンバーを再度招集するなどの混乱も指摘している。

とはいえ、経験豊富な遠藤選手や内田選手の復帰や長谷部選手、さらに海外で活躍する2人のスター、ボルシア・ドルトムントの香川真司選手とACミランの本田圭佑選手に加え、ホンジュラス戦で結果を出した乾貴士選手は注意する必要があるとコメントしている。