Amazon謹製のスマートフォンFire Phone」が、発売から2カ月強で200分の1の99セント(約105円)に値下げされることになりました。

Amazon Media Room: Press Releases

http://phx.corporate-ir.net/phoenix.zhtml?c=176060&p=irol-newsArticle&ID=1964787



これまでFire Phoneは、通信会社としてはAT&Tが独占的に販売しており、2年契約を条件に32GBモデルが199ドル(約2万1000円)でしたが、Amazonは同条件でFire Phoneを99セント(約105円)に値下げすることを正式に発表しました。

技術的な先進性は一定の評価を受けているFire Phoneですが、定価449ドル(約4万7500円)、AT&Tとの2年契約でも199ドル(約2万1000円)という高い価格がネックとなり、売れ行きは好調とは言えない状況。そのため、AmazonとAT&Tは思い切った、99.5%引きという大幅な値引きで販売のてこ入れを図ることになったというわけです。なお、AT&Tとのモバイル回線契約なしのAmazon.comでの販売は、依然として449ドル(4万7500円)のまま。



いよいよiPhone 6が発表されるとみられるAppleの発表会の前日に、大々的な値引き戦略を採ったAmazonですが、iPhone 6が発表されるとますます状況が苦しくなるのは確実なので、なんとか注目を集めようと苦心しているようです。