「勝てると思う」 レアル撃破に自信を見せる柴崎「夢を与える職業なので」

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「早く試合がしたくてウズウズしています」

 FIFAクラブワールドカップ ジャパン 2016決勝を翌日に控え、記者会見に出席した鹿島アントラーズMF柴崎岳は「非常に高ぶっている」と心境を明かした。

 開催国代表としてクラブW杯に出場している鹿島は、初戦でオークランド・シティ(ニュージーランド)に逆転勝利を収めると、準々決勝ではマメロディ・サンダウンズ(南アフリカ)を2−0で撃破。そして準決勝では南米王者アトレティコ・ナシオナル(コロンビア)を3−0で退け、アジア勢初のファイナル進出を果たした。

 決勝戦の相手はレアル・マドリード。柴崎は、「日本のサッカーはまだまだ世界と比べたらレベルは高くない。これから何十年もかけて近づいていかなければならないと思います。いつか鹿島がレアル・マドリードのようなクラブになれるように、その第一歩として、明日の決勝を戦いたいです」と、欧州王者との一戦をクラブとしての成長につなげていきたいと述べた。

 そのうえで、「この試合に向けて特別なことはしていません。食べるものもトレーニングもいつも通り。試合は決勝なので特別ですが、自分たちのプレーにフォーカスして、自分たちのサッカーをしたいです」といつも通りで臨むとコメント。そして勝利への自信を見せるとともに、子どもたちやファン・サポーターに夢を与えられるプレーをすると誓った。

「勝てると思っていますし、僕らは夢を与える職業なので、子どもたちやサポーターにそういった夢、勝利を追わない姿は見せたくないので、ベストを尽くして戦いたいと思います」

 鹿島とレアル・マドリードが“クラブ世界一”をかけて激突する決勝戦は、18日の19時30分にキックオフを迎える。