いすみ鉄道(千葉県大多喜町)の車両が脱線した問題で、同社は7日、大多喜町役場で記者会見を開いた。事故現場付近で線路の枕木が腐食していたことを明らかにし、脱線の原因との見方を示した。問題の枕木を強度の強いコンクリート製に交換するため、今月中に作業に着手する予定だったという。古竹孝一社長が記者会見し、「事故を重く受け止める」と陳謝した。脱線については「車両の問題ではなく保線の問題」「断定はできない