ウクライナ南部・ヘルソンの陣地に描かれたウクライナ軍のザルジニー総司令官(写真・Ukrinform/共同通信イメージズ)ウクライナでは2023年11月に入り、突然、軍制服組トップから「戦況膠着論」とも受け取れる発言が飛び出した。西側メディアからも反転攻勢の行方に悲観的な論調も出始めるなど、さまざまな動きや臆測で一気にざわついた。実際に何があったのか。そして今後の反攻作戦は来年に向け、どのような方向に向かうのか。