日本ロボット工業会がまとめた2018年7―9月期の産業用ロボットの出荷額(会員ベース)は、前年同期比5・0%減の1861億円だった。前年割れは16年4―6月期以来9四半期ぶり。中国に出荷する電子部品実装機などのスマートフォン向け設備が落ち込んだほか、米中貿易摩擦で企業が設備投資を慎重に見極める影響がでたようだ。受注額は同3・7%増と9四半期連続で増加し、工場の自動化需要の底堅さが見られた。出