北海道東部の標津町には、「水・キラリ」という祭りがある。町に伝わる伝説を下敷きにした内容なのだが、この伝説、実はかなり最近になって作られたものなのだという。この謎を解き明かすべく、町役場に問い合わせた。過疎が進む中、新たな文化として考案「水・キラリ」の始まりは1996年まで遡る。標津町の総人口は年々減少し、2010年にはピーク時である1965年の7割ほどになった。また、主産業である漁業と酪農などの第一次産業に