自分は何のために生きているのか。何か悲しい出来事があったり、落ち込んでいる時、そんなことを考えてしまうことがあるかもしれない。でも、生きている意味なんて、考えても、考えても、答えが見つからないものだ。そんなときに読んでもらいたいのが、本書『悲しみの底で猫が教えてくれた大切なこと』(瀧森古都/著、SBクリエイティブ/刊)だ。お金では買えない本当に大切なものを描いた「鳴かない猫」、血縁よりも深い絆