今月、スペインリーグ時代における八百長疑惑で同国の検察当局から告発されたサッカー日本代表監督・ハビエル・アギーレ。レアル・サラゴサの監督を務めていた2011年の最終節レバンテ戦が疑惑の対象となっている。

すると、20日放送、TBS「S1」ではアギーレの八百長疑惑について、スペインでの現地取材を敢行。地元の記者や検察広報らのコメントを伝えた。

まず、地元紙『スーペルデポルテ』のパウ・フステル記者は「スペインサッカー界において、これは歴史的な事件だよ。検察は八百長の証拠としてアギーレの銀行口座に不正な出入金があったことを掴んでいる」といい、スペイン検察庁の広報担当者は「我々は八百長試合があったことを証明してみせます。捜査が進展すれば検察としては容疑者として出頭を求めることになるでしょう」と語った。

また、同番組の取材に対しスポーツ専門弁護士クレスポ氏は「今はまだ単に捜査が始まったにすぎない。1ヵ月程度で終わる問題ではない。1年か2年、いや4年近くかかるかもしれない」とコメント。疑惑の捜査や審議については長期化する見通しを示した。