尖閣諸島などを巡る日中対立に関して、米軍幹部が2014年2月13日、中国軍は尖閣などを奪取する作戦を練っていると発言したと、時事通信などが報じた。

報道によると、米太平洋艦隊の情報戦を担当するジェームズ・ファネル大佐が米カリフォルニア州でこの日あったシンポジウムで明らかにした。ファネル大佐はそこで、中国軍が東シナ海で日本の自衛隊を電撃攻撃し、尖閣などを奪取する作戦を想定して訓練を行っているとの見方を示した。さらに、中国について、「敵対的で、近隣各国に嫌がらせをしている」と指摘した。