ハーフナー決勝弾でフィテッセが暫定首位…高木との日本人対決制す

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 エールディビジ第13節が9日に行われ、日本代表FWハーフナー・マイクの所属するフィテッセと日本人MF高木善朗の所属するユトレヒトが対戦した。ハーフナーは先発出場し、高木は12分からピッチに立った。

 立ち上がりからペースを握ったのは2位のフィテッセ。ユトレヒトゴールに攻め入ると、29分にPKを獲得する。キッカーのクリスティアン・アツが冷静にシュートを決めて先制点を奪った。

 一方、フィテッセ相手に苦しい戦いが続いていたユトレヒトは63分に反撃。PKをスティーヴ・デ・リッデルが決めて試合を振り出しに戻した。

 同点に追い付かれたフィテッセは、ホームでの勝ち点3獲得を目指して終盤に猛攻を仕掛ける。すると86分、右サイドからのクロスに頭で合わせたハーフナーのダイビングヘッドがゴールネットを揺らし、勝ち越しに成功した。さらにロスタイムにはダヴィ・プレパーがミドルシュートを決めて追加点を奪取。試合はこのまま終了を迎え、終盤に2ゴールを挙げたフィテッセが3−1で勝利を収めている。

 勝ち点3を加えたフィテッセは7勝3分3敗の勝ち点24となり、AZを抜いて暫定ながら首位に浮上した。一方、ユトレヒトは4勝3分6敗の勝ち点15で暫定13位となった。