システムスクエア(本社:大阪市淀川区、代表取締役:喜来広司)は、2008年4月の創業から6期目を迎えたところだが、大阪・東京・名古屋・仙台・徳島・高松の6拠点を展開し、業容を拡大している。2009年度(売上高3億9000万円)から、売上高が50%以上の増収を重ね、2011年度に10億円の大台を突破し、2014年度には20億円の大台に乗せる見通しになっている。(画像提供:システムスクエア)

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 システムスクエア(本社:大阪市淀川区、代表取締役:喜来広司)は、2008年4月の創業から6期目を迎えたところだが、大阪・東京・名古屋・仙台・徳島・高松の6拠点を展開し、業容を拡大している。2009年度(売上高3億9000万円)から、売上高が50%以上の増収を重ね、2011年度に10億円の大台を突破し、2014年度には20億円の大台に乗せる見通しになっている。(画像提供:システムスクエア)

 独立系のシステムハウスだが、官公庁や大手企業からの直接受託を中心とした優良案件に恵まれ、上流工程の開発から運用・保守、コンサルティングまでもカバーした幅広い業務領域で、高い技術力を発揮していることが、躍進の原動力になっているという。2013年5月30日には、ISO(国際標準化機構)による品質マネジメントシステム「ISO9001」の認証を取得した。

 開発部門は、UNIX基本ソフトウェア開発をはじめ、オープン系ソフトウェア開発、制御系ソフトウェア、WEBソリューションを得意とし、さらに近年需要が高まっているアンドロイド開発にも積極的に取り組んでいる。コンテンツマネジメントシステム(CMS)の「works/ワークス」、医療部門システム「メディカルナビ」シリーズなど、自社開発プラットフォームの活用によって、作業の効率化を図っている。

 また、同社の成長には、“エンジニアの人間力”の発揮をめざす人事マネジメントへの評価があるという。社員には中長期のキャリアプランを設定し、ワークライフバランスに配慮して安心して働ける環境整備をすすめている。最初の1時間から上限なしで支給される時間外手当、資格取得報奨金制度、会社経費による定期保険への加入、また、当社規模では少ない、確定拠出年金制度を取り入れていることやリロクラブへの加入によって旅行・ショッピング・エンターテイメントなどの優待特典を受けられるなど、福利厚生も充実している。

このため、産休復帰をするエンジニアもいるなど、社員の定着率は97%に達する。2009年度に50名足らずだった従業員数は、2013年4月には160名になり、同社の継続的な成長を支えている。(編集担当:風間浩)