自伝のアイデアを募集しているシュワちゃん
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 俳優復帰を果たしたアーノルド・シュワルツェネッガーが自伝執筆に際して、アイデアをインターネット上で募集している。タイトルは自身の代表作から拝借した「トータル・リコール: マイ・アンビリーバブリー・トゥルー・ライフ・ストーリー」になる予定で、発売日についてはまだアナウンスされていない。

 シュワちゃんは現地時間12日、フェイスブックとツイッターで自伝に何を書けばいいのかというアイデアを募集。「きみたちの力を借りたい。みんなが、わたしの共同執筆者なのだから」というシュワちゃんの言葉をきっかけに、インターネット上では瞬く間にさまざまな意見が飛び交い始めた。

 出版計画自体はすでに昨年9月に発表されていたが、シュワちゃんがこうしてアイデアを募るのは初めてのこと。ボディービルダーから俳優へ、さらに政治家へと転身したシュワちゃんの生涯はまさに波瀾(はらん)万丈。また、隠し子騒動により長年連れ添ったマリア・シュライヴァーさんと離婚に至った経緯は記憶に新しく、自伝にはそうした誰もが知りたいことがつづられる可能性は高そうだ。

 ちなみにタイトルにもなっている映画『トータル・リコール』は、記憶をめぐる悪夢のような現実に直面した男の姿を描いたSF映画。それだけに、数ある主演作の中からあえて自伝のタイトルにこれをチョイスしたのは、シュワちゃんなりのユーモアかも? 偶然にも、今年8月にはコリン・ファレル主演のリメイク版『トータル・リコール』が公開される予定となっている。(編集部・福田麗)