沖縄美ら海水族館、世界初「アカマンボウ」の人工授精・人工ふ化に成功 7ミリの仔魚を披露
【画像】レア…アカマンボウの受精卵 水揚げされた成魚も
アカマンボウは、外洋に生息する大型魚類で、生態や生活史の多くが明らかになっていない。同館では、繁殖周期確認のため県内の市場において生殖腺の調査を行うなど、本種の繁殖生態の解明に長年取り組んできた。今回、沖縄近海で漁獲された成熟個体から卵と精子を採取し、人工授精の結果、人工ふ化に成功するとともに、受精からふ化までの発生過程に関する基礎データを取得した。
■アカマンボウ
学名:Lampris megalopsis
英名:Bigeye Pacific Opah
アカマンボウは、リュウグウノツカイと同じアカマンボウ目に属する謎の多い大型魚類。銀色に輝く円盤状の体と鮮やかな赤いひれが特徴で、外洋の表層から水深約500メートルの中層に生息する。魚類で唯一、全身を周囲の海水より高い温度に保つ「全身性内温性」を獲得するなど、外洋環境に適応した特異な進化を遂げた魚。
