中国大引:上海総合0.4%高で反発、科創板は0.9%逆行安
29日の中国本土マーケットは、主要指標の上海総合指数が前日比15.15ポイント(0.40%)高の3828.47ポイントと反発した。
政策期待の高まりが投資家心理を上向かせる流れ。中国では今週、下半期の経済政策方針や金融政策の方向などを決定する中国共産党中央政治局の月例会議が開催される予定だ。市場の一部では、内需の低迷を背景に、消費刺激に向けた追加支援策が打ち出されるとの見方もある。また、JPモルガン・チェースの調査担当者は最新リポートで、年内の財政支出拡大と政策金利の引き下げを予想。そのうえで、中国は通年の成長率目標「4.5〜5.0%」を達成できると分析した。
ただ、上値は限定的。中東情勢の不透明感で原油が大幅上昇していることや、世界的な半導体株安が重しだ。昨夜の米株市場では、フィラデルフィア半導体株指数(SOX)が4.5%安と4日続落し、5月5日以来の安値水準に落ち込んでいる。29日のアジア市場では、半導体株の主導で韓国総合指数が大幅続落。日本市場でも主力の半導体株が売りにおされている。中国DRAM最大手の長キン存儲技術を傘下に持つ長キン科技集団(CXMT:688825/SH)は27日、上海証券取引所のハイテク・スタートアップ企業向け市場「科創板」に新規上場し、巨額の資金調達に成功。増産投資の拡大により、半導体メモリー市況が悪化するとの不安がくすぶっている。(亜州リサーチ編集部)
業種別では、消費の上げが目立つ。雑貨卸売の浙江中国小商品城集団(600415/SH)が6.9%高、機能性飲料の東鵬飲料(605499/SH)が5.5%高、免税店の中国旅遊集団中免(601888/SH)が3.4%高、冷凍食品の安井食品集団(603345/SH)が3.0%高、化粧品の上海家化聯合(600315/SH)が2.9%高、乳製品の内蒙古伊利実業集団(600887/SH)が2.7%高で引けた。
自動車株も物色される。北汽藍谷新能源科技(600733/SH)が10.0%(ストップ)高、安徽江淮汽車集団(600418/SH)が5.8%高、北汽福田汽車(600166/SH)が4.3%高、賽力斯集団(601127/SH)が3.7%高、広州汽車集団(601238/SH)が3.3%高で取引を終えた。医薬株、不動産株、公益株、証券株、素材株、インフラ関連株、運輸株なども買われている。
半面、ハイテク株はさえない。フラッシュメモリー中国大手の北京兆易創新科技(603986/SH)と光ファイバーケーブルの飛光繊光纜(601869/SH)がそろって6.8%安、半導体の封止・検査で中国首位の江蘇長電科技(600584/SH)が6.7%安、スーパーコンピューター世界大手の曙光信息産業(603019/SH)が5.9%安、銅張積層板メーカー世界大手の広東生益科技(600183/SH)が4.6%安と値を下げた。ほか、ハイテク・スタートアップ企業向け市場「科創板」では、IC設計・IP供与の芯原微電子(ベリシリコン・マイクロエレクトロニクス:688521/SH)が6.5%安。主要50銘柄で構成される「上証科創板50成分指数(Star50)」は0.9%逆行安した。そのほか、エネルギー株、銀行・保険株も売られている。
外貨建てB株相場は、上海B株指数が2.85ポイント(1.03%)高の278.49ポイント、深センB株指数が21.33ポイント(1.85%)高の1171.38ポイントで終了した。
(編集担当:亜州リサーチ=サーチナ)
政策期待の高まりが投資家心理を上向かせる流れ。中国では今週、下半期の経済政策方針や金融政策の方向などを決定する中国共産党中央政治局の月例会議が開催される予定だ。市場の一部では、内需の低迷を背景に、消費刺激に向けた追加支援策が打ち出されるとの見方もある。また、JPモルガン・チェースの調査担当者は最新リポートで、年内の財政支出拡大と政策金利の引き下げを予想。そのうえで、中国は通年の成長率目標「4.5〜5.0%」を達成できると分析した。
ただ、上値は限定的。中東情勢の不透明感で原油が大幅上昇していることや、世界的な半導体株安が重しだ。昨夜の米株市場では、フィラデルフィア半導体株指数(SOX)が4.5%安と4日続落し、5月5日以来の安値水準に落ち込んでいる。29日のアジア市場では、半導体株の主導で韓国総合指数が大幅続落。日本市場でも主力の半導体株が売りにおされている。中国DRAM最大手の長キン存儲技術を傘下に持つ長キン科技集団(CXMT:688825/SH)は27日、上海証券取引所のハイテク・スタートアップ企業向け市場「科創板」に新規上場し、巨額の資金調達に成功。増産投資の拡大により、半導体メモリー市況が悪化するとの不安がくすぶっている。(亜州リサーチ編集部)
業種別では、消費の上げが目立つ。雑貨卸売の浙江中国小商品城集団(600415/SH)が6.9%高、機能性飲料の東鵬飲料(605499/SH)が5.5%高、免税店の中国旅遊集団中免(601888/SH)が3.4%高、冷凍食品の安井食品集団(603345/SH)が3.0%高、化粧品の上海家化聯合(600315/SH)が2.9%高、乳製品の内蒙古伊利実業集団(600887/SH)が2.7%高で引けた。
自動車株も物色される。北汽藍谷新能源科技(600733/SH)が10.0%(ストップ)高、安徽江淮汽車集団(600418/SH)が5.8%高、北汽福田汽車(600166/SH)が4.3%高、賽力斯集団(601127/SH)が3.7%高、広州汽車集団(601238/SH)が3.3%高で取引を終えた。医薬株、不動産株、公益株、証券株、素材株、インフラ関連株、運輸株なども買われている。
半面、ハイテク株はさえない。フラッシュメモリー中国大手の北京兆易創新科技(603986/SH)と光ファイバーケーブルの飛光繊光纜(601869/SH)がそろって6.8%安、半導体の封止・検査で中国首位の江蘇長電科技(600584/SH)が6.7%安、スーパーコンピューター世界大手の曙光信息産業(603019/SH)が5.9%安、銅張積層板メーカー世界大手の広東生益科技(600183/SH)が4.6%安と値を下げた。ほか、ハイテク・スタートアップ企業向け市場「科創板」では、IC設計・IP供与の芯原微電子(ベリシリコン・マイクロエレクトロニクス:688521/SH)が6.5%安。主要50銘柄で構成される「上証科創板50成分指数(Star50)」は0.9%逆行安した。そのほか、エネルギー株、銀行・保険株も売られている。
外貨建てB株相場は、上海B株指数が2.85ポイント(1.03%)高の278.49ポイント、深センB株指数が21.33ポイント(1.85%)高の1171.38ポイントで終了した。
(編集担当:亜州リサーチ=サーチナ)
