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商品の管理などに欠かせないバーコード。このシステムを今、小学校で活用している先生が金沢市にいます。教育現場の負担軽減にもつながるその使い方とは?

物流に… 販売業。図書館での本の貸し出しまで。

今や、私たちの生活には欠かすことのできないバーコード。

こうした中、金沢市にあるこちらの小学校でスキャンしていたのは… なんと宿題。

■戸板小学校・田野 健 先生:
「手作業でやっていたやつを、バーコードを使って、もう出した“ピピピピ”ってやっておしまいっていうような、効率的にチェック、誰が出したか、出しないかっていうのをチェックする」

スキャンしているのは、金沢市の戸板小学校に勤務する田野健先生。

計算ソフト「エクセル」を活用して、このシステムを自ら考案しました。

チェックする宿題は、多いときで1日120冊。ノートに貼ったバーコードを読み取り、提出状況を管理しているといいます。その目的は…

■戸板小学校・田野 健 先生:
「誰が出したかって転記する作業が、めちゃくちゃ時間かかるから、だからそっちに(内容のチェックに)時間を割けないんですけど、これ使ったらそこが圧縮できる。作業時間の短縮」

宿題をチェックする時間を短縮し、その分、他の仕事に割り振る時間を確保しているといいます。

■戸板小学校・田野 健 先生:
「まあ普通に授業準備ができるようになったし、子どもと雑談することも普通にできるようになったし、給食時間もちゃんと何か食べることができるようになった」

働き方改革もあり、昨年度、石川県内の教員の時間外勤務は、この10年で最少に。

県教委では2029年度までに月平均30時間以内、過労死ライン超えの教職員ゼロという目標を掲げ、さらなる負担減を進めるとしています。

こうした中、田野先生は、6年前にWEB上にシステムを無料公開。

すると、全国から反響が相次ぎ、今年度も100件以上の問い合わせがあるといいます。

■戸板小学校・田野 健 先生:
「確かにこの事務、学級事務作業、学級事務ってやっぱ大変な部分もあるから、自分のこのちょっとしたやつで、ちょっとでも楽になってくれれば、その先生たちも、なんか楽しく仕事ができたらいいなぁって思ってるから」

教員の環境を整え、子どもたちの学習に還元したい。

このシステムを通して教育現場の課題を解消しようという動きが、少しずつ広がりを見せています。