最高出力1604ps、最高速度350km/hを実現! BYDから電動スポーツカー『デンツァZ』、まもなく欧州発売
ロードスターとクーペを展開
BYDの高級車ブランドであるデンツァが新たに投入する電動スポーツカー『Z』の仕様について、中国規制当局への提出書類で一部、明らかになった。1604psという驚異的な出力を発揮するようだ。
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新型Zは以前、北京モーターショーで2+2のロードスター版が公開されていた。デンツァによると、0-100km/h加速は2.0秒未満(リマック・ネヴェーラと同等)、最高速度は350km/hに達するという。

デンツァZ(スポーツパッケージ装着車) デンツァ
車両重量は、ソフトトップのロードスター版で2650kg、メタルルーフのクーペ版で2580kgとなる。
また、大型リアスポイラーなどを追加し、ポテンシャルを引き上げるスポーツパッケージも用意される。
BYDのチーフデザイナー、ヴォルフガング・エッガー氏(アルファ・ロメオ8Cコンペティツィオーネなどを担当)によってデザインされたZは、曲線基調の滑らかなボディラインとクリーンなキャブフォワード・シルエットを備えている。
グラントゥーリズモと競合か
インテリアは、BYDの従来のスタイルから一線を画し、物理的な操作系や角張ったステアリングホイールが採用されている。北京モーターショーの展示車両では、ドライブモードやサスペンション調整機能と思われるものも確認できた。センターコンソールやバケットシートの背面にはカーボンファイバーが露出し、スポーティなキャラクターをアピールしている。
異例のことだが、デンツァZはまず欧州で発売される。英国やドイツの伝統的なメーカーが支配してきた同市場で足場を固めてから、中国での販売を開始する方針だ。

北京モーターショーで展示されていたデンツァZ(ロードスター版) AUTOCAR
3基の電気モーター(リアに2基、フロントに1基)を搭載し、ステアバイワイヤ・システムや「DiSus-M」磁気流体サスペンションも装備する。DiSus-Mは、路面の変化を予測してシャシー設定を自動調整する予測ダンピング技術に対応している。
デンツァは価格についてまだ言及していないが、スペック上、Zの最も近いライバルとなるのはマセラティ・グラントゥーリズモ・フォルゴーレであり、その価格は約18万ポンド(約3850万円)からとなっている。
デンツァは既存の競合車種よりも価格を下げようとする可能性もあるが、数か月以内に発売される予定の新型『Z9 GT』(予想価格は約10万ポンド=約2140万円)よりは、当然ながら大幅に高くなるだろう。
