村上宗隆「すごく残念」 右太もも裏肉離れ、全治4〜6週間でIL入り…新人史上最速ペースで本塁打量産も
ホワイトソックスは30日(日本時間31日)、村上宗隆内野手(26)が10日間の負傷者リスト(IL)に入ったことを発表した。前日29日(同30日)の本拠地・タイガース戦で一塁を駆け抜けた際に右太もも裏を負傷し、途中交代。ベナブル監督は数週間離脱する見込みであることを明かしていた。
複数の現地メディアによると、右太もも裏の肉離れと診断され、重症度(グレード)は3段階で中程度にあたる「2」。全治は4〜6週間となり、前半戦中の復帰は微妙な状況となった。
現地放送のインタビューに応じた村上は「また100%で戻ってきて、いいプレーができるように頑張りたいと思う。すごく残念ですけど、やってしまったことは仕方がないので、しっかり応援したりとか、前を向いて、しっかり成長できるように頑張りたいなと思います」と思いを口にした。
昨年までヤクルトでプレーした村上は、ポスティングシステムでホワイトソックスに2年総額3400万ドル(約54億円=契約当時のレート)で加入。3月にはキャンプを一時離脱してワールド・ベースボール・クラシック(WBC)にも出場したが、「6番・一塁」で開幕スタメン入りし、いきなり3試合連続本塁打を放つ鮮烈デビューを果たした。
さらに4月17日(同18日)の敵地・アスレチックス戦から同22日(同23日)の敵地・ダイヤモンドバックス戦では日本人&球団最長タイの5試合連続本塁打もマーク。5月25〜27日(同26〜28日)の本拠地・ツインズ戦でも3試合連続本塁打を放ち、新人では史上初めて5月中に20号に到達した。28日(同29日)には打点を挙げ、20本塁打&41打点でリーグ2冠にも立っていた。
だが、29日(同30日)の本拠地・タイガース戦では二塁へのゴロで一塁を走り抜けた際に右太もも裏を痛めてそのまま途中交代となった。3年連続で100敗以上を喫しているチームが貯金3となったタイミングではあったが、無念の離脱となった。
村上はここまで全57試合に出場。200打数48安打の打率2割4分で、20本塁打(リーグ1位タイ)、41打点(同2位)、43得点(同1位)、OPS・938(同3位)、80三振(同2位)をマーク。20号を放った27日(同28日)の試合後は「毎試合同じ入りができているので、それがすごくいいことですし、それにプラス結果がついてきているので、これを継続して続けていければなと思ってます。本当に野球に集中できる環境があって、すごく施設も整っていて自分の技術も少しずつ身についている部分もある。野球に集中できる環境があることにまずは感謝したい」と充実感を口にしていた。
57試合で20本塁打は、56・8発ペースという圧巻の勢いで本塁打を量産。18年に大谷翔平(当時エンゼルス)がマークした日本人1年目の最多本塁打の22本までも早くもあと2本に迫っていたが、無念の戦線離脱となった。ホワイトソックスは6月5日(同6日)から敵地でフィリーズ3連戦、9日(同10日)からは本拠地でブレーブス、ドジャースと6連戦、16日(同17日)からは敵地でヤンキースと3連戦。強敵との対戦が予定されているが、村上の出場は絶望的だ。
