テレビ番組初MCに挑戦した古賀紗理那さん(左)と大谷亮平(撮影・阪口孝志)

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バレーボール女子日本代表主将を務め、今夏のパリオリンピック(五輪)限りで現役を引退した古賀紗理那さん(28)が16日、引退後初MCとなるMBSテレビのスポーツ特番「FLY AND DIG」(18日深夜0時43分)の収録に参加した。

バレーボールSVリーグ開幕を記念し、バレーボールの魅力を深掘りする応援番組。

初MCを終えた古賀さんは「最初から最後まで緊張しました」。ゲスト出演した清風高バレーボール部出身の俳優大谷亮平(44)は「つい最近まで現役。バレーが好きな自分にとっても貴重な言葉が多かった」と感心しつつ、コート上で見せていた強気で堂々とした姿とは違う古賀さんのMC姿にも思いを述べた。

「こういう番組で違った顔が見れるのは貴重。隣でMCされてて、うれしくもあり、おもしろくもあり、頑張れという思いもあり、助けられなくてごめんという感じもある。あと何回か(MCを)されると慣れると思うので、慣れてないのは貴重」と言い、笑った。

番組では古賀さんの夫西田有志と高橋藍のインタビュー対談も放送される。

大谷は「古賀さんを通して、西田選手の情報を聞けるのはこの番組だけかな」と見どころを語ると、古賀さんは西田について「ひとりのアスリートとして尊敬している。夫ですけど、それは関係なく見てました」。

その上で、開幕2戦を終えた西田が「パナソニック(大阪ブルテオン)はもっと強くなる」と話していたことを明かした。

今後のMCについては「ひとつの経験。先のことは分からない」と話したが、大谷から「自分がやりたいこと、楽しめることがないとしんどい。無理なくやりたいことを」とアドバイスされると、「そのとおりだなと思った。私の人生なので、やりたいことを」と笑顔で語った。