メッツ・千賀(提供・USAトゥデー・ロイター=共同通信社)

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 「ナ・リーグ・優勝決定シリーズ、ドジャース−メッツ」(13日、ロサンゼルス)

 メッツの千賀滉大投手が先発マウンドに上がり、初回に3連続四球からピンチを広げてマンシーに2点タイムリーを浴びた。二回には大谷に適時打を浴び、1回1/3でKOとなった。

 先頭の大谷は引っかけさせての二ゴロに仕留めたが、続くベッツに対して四球で歩かせた。さらにフリーマンにも2者連続となる四球を与えて一、二塁のピンチを背負った。

 打者3人でストライクはわずかに3球。ドジャースタジアムは初めてのマウンドだったが、制球が定まらなかった。T・ヘルナンデスにもストレートの四球を与えたところで、メッツのブルペン陣が動き出した。

 投手コーチがマウンドへ向かい、ナインも集まって間をとった。ドジャースタジアムのボルテージが最高潮に高まる中、スミスは浅い中飛に仕留めて2死を奪った。だがマンシーに対してもボールが先行し、甘く入ったボールを中前にはじき返された。一気に2者が生還し、ドジャースベンチでは大谷が両手を広げて絶叫していた。

 さらに暴投でピンチを広げてしまったが、何とか投ゴロに仕留めて2失点で立ち上がった千賀。初回は21球のうち、ストライクがわずかに7球。制球を乱したところをつけ込まれてしまった。

 二回も先頭打者に四球を与え、送りバントで1死二塁と好機を広げられた。ここで大谷に初球を右前に運ばれるタイムリーを浴び3失点。二回途中でのKOとなった。