試合前の記者会見で報道陣の質問に答えるロバーツ監督(撮影・小林信行)

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 「ナ・リーグ・地区シリーズ、ドジャース2−0パドレス」(11日、ロサンゼルス)

 ドジャースの山本由伸投手が5回2安打無失点で降板。ロバーツ監督は六回から継投に入ったが、日本では「山本交代」がトレンド入り。指揮官の采配に注目が集まった。

 5回まで2安打無失点の快投を見せた山本。ベンチに戻るとロバーツ監督とハグをかわし、大谷翔平選手には頭をなでられた。五回表からブルペンではフィリップスが準備。5回を投げ終えて最速158キロ、球数も63球だったが、五回限りでの交代は予定通りだったとみられる。

 これには日本のファンから「ロバーツ監督の采配が吉と出るか」「結構、文句言っている人多いんだな」「もう少し行かせてもよかったかなと思うけど」「嘘やん!?山本交代」など反響の声があがった。NHK総合で解説を務めた武田一浩氏も「もう少し行かせた方が…」と語っていた中、2番手のフィリップスは六回を三者凡退に抑え1点リードを守った。イニングをまたいだ七回も2死を奪ったところでロバーツ監督がベンチを出て交代を決断。左腕・ベシアを投入した。

 八回投球練習中に緊急降板するアクシデントはあったが、コーペック、トライネンとつないで完封リレー。指揮官の采配は吉と出た。