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■MLB マーリンズ 4ー20 ドジャース(日本時間20日、フロリダ州マイアミ、ローンデポ・パーク)

ドジャース大谷翔平(30)がついにMLB史上初「50本塁打−50盗塁」の偉業を達成した。9回には自身初となる3打席連続本塁打の51号3ランを放つなど“51−51”に到達。昨年世界一を奪還したWBC決勝の地で記録づくめの“大谷劇場”となった。

ドジャースは20得点の大勝で12年連続のプレーオフ進出が決まり、大谷はメジャー7年目で初のプレーオフに挑む。試合後、大谷は現地中継局のインタビューで「早く決めたかったですし、とにかく勝てて良かった。一生忘れられない」と歴史的な試合を振り返った。

この日6打数6安打2盗塁、10打点と大爆発で50−50を飛び越え「51−51」に到達。1試合で10打点はドジャース記録に。打点は「110→120」に伸ばし、松井秀喜氏が持つ日本人MLBシーズン最多記録(116打点)を大幅に塗り替えた。

初回と2回に盗塁を決めた大谷は、3回にタイムリーを放つと、6回の第4打席で特大の49号2ラン本塁打を放ち大記録に王手。7回の第5打席で2打席連続となる50号2ラン本塁打を放った大谷は、「50本塁打−50盗塁」に到達。M.バウマンを相手に追い込まれてから逆方向のレフトへ2打席連続となる50号を放った。

ドジャースとしては2001年にショーン・グリーンがマークした「49本」を超え、シーズン歴代最多本塁打に。ドジャースが大量リードの中、9回は野手のブルーハンが登板し、大谷は2死一・二塁で打席に立つとダメ押しの特大51号3ランを放った。