アタランタ、ローマ退団のGKルイ・パトリシオと1年契約を締結!…今夏10人目の補強に

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 アタランタは27日、ポルトガル代表GKルイ・パトリシオの加入を発表した。契約期間は2024−25シーズン終了までの1年間となっている。

 現在36歳のルイ・パトリシオは母国の名門スポルティングの下部組織出身で、2006年夏にトップチームへ昇格。公式戦466試合でゴールマウスを守ると、2018年夏にはウルヴァーハンプトン(ウルブス)に完全移籍で加入した。3シーズンに渡って正守護神として活躍し、2021年夏に加入したローマでも公式戦通算129試合に出場。しかし、契約満了に伴い昨シーズン限りで同クラブを退団し、今夏はフリーで新天地を探していた。

 また、2010年11月にデビューを飾ったポルトガル代表ではここまで国際Aマッチ通算108試合に出場。国際舞台での経験も豊富で、EUROには4度、FIFAワールドカップには3度メンバー入りを果たしている。正GKとして出場したEURO2016では好セーブを連発し、初の欧州制覇に大きく貢献した。

 昨シーズンのヨーロッパリーグ(EL)を制覇し、今シーズンのチャンピオンズリーグ(CL)出場権を獲得したアタランタは、今夏の移籍市場で積極補強を敢行。ここまでイタリア代表MFニコロ・ザニオーロや同国代表DFラウル・ベッラノーヴァ、コロンビア代表MFファン・クアドラード、イタリア代表FWマテオ・レテギらを獲得。ルイ・パトリシオはベルギー代表MFシャルル・デ・ケテラーレの買い取りを含めると、今夏10人目の補強となった。


【公式発表】ルイ・パトリシオがアタランタに加入!