若林楽人

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 西武からトレード加入した巨人・若林楽人外野手(26)が28日・広島戦(東京D)から1軍に移籍後初昇格することが27日、分かった。現在1軍の左翼は日替わり起用。50メートル5秒8の足に加えパンチ力も持つ男が入り、外野の活性化が期待される。

 24日に加入が発表され、前日26日からは2試合連続イースタン・リーグに出場。この日の日本ハム戦(鎌ケ谷)では「1番・左翼」で出場し4打数無安打だったが、左翼守備を無難にこなした。本職は外野だが、阿部監督には内野も挑戦したい意向も伝えている。

 入団会見時には「足とスピード感のある野球は自分の持ち味で、そこを生かしていきたい。本当に1からスタートだと思って感謝しながらプレーしたい」と意気込んでいた背番号59。浮上を目指すチームに、韋駄天(いだてん)が新たな風を吹き込ませる。