「めちゃ速えぇぇぇ!」 最速は0-100キロ加速“2秒台”の爆速モデル! 外車も逃げ出す「驚異的な加速力」の国産スポーツカー3選
0-100km/hの加速の速いクルマとは?
街を見渡すとSUVやミニバンなど、利便性を追及したクルマが多い一方で、驚異的なパフォーマンスを誇るスポーツカーを展開している自動車メーカーも存在します。
特に0-100km/hの加速性能は、クルマの魅力を測る1つの指標となっており、特にクルマ好きがそのスピードと興奮を求めていることでしょう。
今回は現行モデルのなかでも特に優れた加速性能を誇る、国産スポーツカーを3台紹介します。
●レクサス「LC500」(0-100km/h加速:4.4秒)
【画像】超カッコイイ! これが爆速の「国産スポーツカー」です(30枚以上)
LC500は2017年4月に、レクサスの多様なラインアップの中で最上級ラグジュアリー2ドアクーペとして発売されました。
デザインは低重心化を活かしたロー&ワイドなフォルムを実現し、躍動感を高めた独自のスピンドルグリル、個性的な顔付きを演出する3眼のフルLEDヘッドランプを採用。
走行性能に配慮しつつ独創的かつ流麗なフォルムとなっています。
パワートレインは、5リッターV型8気筒NA(自然吸気)ガソリンエンジンが搭載されており、0-100km/h加速4.4秒、最高速度270km/hのスペックを誇ります。
そこに10速ATが組み合わされており、これは当時では乗用車で世界初となる10速AT搭載車となりました。
グレードはスタンダード仕様に加え、アルカンターラとセミアニリン本革のコンビシートやCFRPルーフなどをスポーティーに仕上げられた「Sパッケージ」と、セミアニリン本革シートやガラスパノラマルーフなどを備えラグジュアリー要素がプラスされた「Lパッケージ」が設定されています。
さらに2020年7月には、LC500をベースにしたコンバーチブルモデル「LC500 コンバーチブル」も追加されました。
価格(消費税込、以下同)は1400万円から1483万円です。
●トヨタ「スープラ RZ」(0-100km/h加速:8速AT4.1秒、6速MT4.4秒)
スープラは1986年に初代が誕生して以降、「直列6気筒エンジン×FR」という特徴を継承し続けている2ドアスポーツカーです(海外モデル除く)。
現行モデルとなる3代目は、2019年3月に発売。
当時、BMWとの協業により開発されたことが大きな話題となりました。
ボディはBMWの2ドアオープンカー「Z4」とプラットフォームを共通しています。
エクステリアはロングノーズ&ショートデッキと呼ばれる、古典的なスポーツカーから受け継がれるスタイルとなっております。
最上級グレードにあたる「RZ」には、最高出力387ps・最大トルク500Nmを発揮するBMW製3.0リッター直列6気筒ツインターボエンジンを搭載。
トランスミッションは8速ATのほか、6速MTが選択可能です。
これにより0-100km/h加速は8速ATが4.1秒、6速MTが4.4秒のスペックを誇ります。
価格は8速AT、6速MT共に731万3000円です。
●日産「GT-R NISMO(R35)」(0-100km/h加速:2.8秒)
日産「GT-R(R35)」は2007年10月に登場しました。
それまで、同社が販売していたスポーツセダン・クーペのスカイラインの最高峰モデルであるGT-Rの血統を引き継ぎ、「究極のドライビングプレジャーを追求する」というコンセプトのもと、日産の技術を詰め込んだクルマとして君臨し続けています。
そのハイパフォーマンスモデルとして、2014年2月にR35では初のGT-R NISMOが登場しました。
2024年6月現在に至るまで一度もフルモデルチェンジが実施されていませんが、登場時と比べるとデザインだけでなく走行性能面は常に進化を続けています。
パワートレインは、NISMO専用チューニングが施されたVR38DETT型3.8リッターV型6気筒ツインターボエンジンに、6速DCTと4WDシステムを組み合わせています。
最高出力600ps・最大トルク652Nmを誇り、0-100km/h加速2.8秒、最高速度315km/hのパフォーマンスを発揮します。
グレードは通常のGTR NISMOのほか、高精度重量バランスエンジン部品を採用し、クリヤー塗装を施したNISMO専用カーボン製エンジンフード(NACAダクト付)などを特別装備する「GTR NISMO スペシャルエディション」が設定されています。
価格は3008万5000円から3061万3000円です。