42号を放ったエンゼルス・大谷翔平【写真：ロイター】

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豪快スイングでズレたヘルメットを外しダイヤモンドを回った大谷

■エンゼルス 2ー0 レンジャーズ（日本時間17日・アーリントン）

　エンゼルスの大谷翔平投手は16日（日本時間17日）、敵地・レンジャーズ戦の初回1死の第1打席で、3戦ぶり42号先制ソロを放った。バックスクリーン横に叩き込んだ迫力の打球も驚異的だったが、あまりにも豪快なスイングが生んだ珍しくも“美しい”場面”に、「まるで映画のワンシーン」「コマーシャルができそうだ」などのファンからのコメントも寄せられている。

　打球速度109.1マイル（約175.6キロ）、打球角度32度、飛距離437フィート（約133.2メートル）という豪快な1発を放った大谷は、フルスイングの勢いでヘルメットが外れ、黒髪をなびかせながらダイヤモンドを1周した。ア・リーグ本塁王を独走する42本を放ってきたが、“ノーヘル”での1周は激レア。地元紙「オレンジカウンティ・レジスター」のエンゼルス番記者、ジェフ・フレッチャー氏も「今まで見たことのないようなシーン」と自身のX（旧ツイッター）に投稿した。

　これに、ファンも次々と呼応。「彼の髪はとってもボリューミー」「ウェーブのかかったきれいな髪で、コマーシャルができそうだ」「（水難監視救助隊を描いた映画）『ベイウォッチ』のビーチを走るシーンのよう」とのコメントが寄せられた。CMにも映画にも推されるほど、実に絵になる背番号「17」の“1周”だった。（Full-Count編集部）