クラス上位の決め手を秘めるトーセンサンダー(今年6月撮影、ユーザー提供:どらねこさん)

写真拡大

 札幌10Rの札幌スポニチ賞(3歳上・2勝クラス・芝1200m)はトーセンサンダー(牡4、美浦・杉浦宏昭厩舎)で好配当を狙う。

 現級で2着と3着が1回ずつある実力馬。今夏の函館では0秒4差の6着、0秒3差の5着、0秒4差の5着と善戦止まりだが、それぞれ開幕週の前残り馬場、先行決着、超スローペースと条件不向きだったから、むしろ健闘の部類。展開一つで勝ち負けになっていい。

 今回は2年前のデビュー戦でレコード勝ちした札幌芝1200mが舞台。函館に比べて差しが決まりやすいという点でも、条件替わりはプラスだ。池添騎手とは初タッグも魅力なので、うっ憤を晴らすような差し切りを期待したい。