京都御所周辺エリア。丸太町駅近くの「お食事処 やまびこ」のカレーうどんではない、もう一つの名物を紹介。

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「カレー」というジャンルは、とにかくバラエティに富んでいる。

創業80年。家族経営の『お食事処 やまびこ』は、京都御所の近くにあり、観光客も多く訪れる。名物は、甘辛く煮込まれた牛すじがゴロゴロ入ったカレーうどんだ。
すじ肉のトロリ、ムニムニとした食感がたまらない。

そのカレーうどんと双璧をなす(?)もう一つの名物が、「すじカレー丼」である。

もともと、まかないから生まれたというが、うどんが米に変わっただけではない。

カレーうどんにかかるカレー餡とは別モノ。「すじカレー丼」の方が、圧倒的に甘さが際立っている。ベースが割り下で、そこにすじ自体の甘さも加わって、エスビーのカレーパウダーとよく合う。カレーライスとも違い、たっぷり入ったすじととろみをつけたカレー餡とで、ボリュームたっぷりのメニューだ。

口に入れた瞬間の甘さと後からじわっと追いかけて来る辛さがクセになる。

どちらも試したいという欲張りな人には、カレーうどんとすじカレー丼のセット(ミニミニセットC)980円という嬉しいメニューもある。

『お食事処 やまびこ』

住所/京都府京都市丸太町通西洞院東入ル田中町122

※こちらの記事は、関西の食のwebマガジン「あまから手帖Online」がお届けしています。

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