Swift Playgrounds 4.0がリリース!iPadでiOS・iPadアプリを直接「App Store」で公開可能に

Appleは15日(現地時間)、開発言語「Swift」によるプログラミングを楽しんで学びながらアプリを開発できるmacOSおよびiPadOS向けアプリ「Swift Playgrounds」の最新バージョン「Swift Playgrounds 4.0」を提供開始しています。

これにより、macOS向けアプリでは「Swift 5.5」に対応したほか、iPad向けアプリではiPadでSwiftUIを使ってiPhoneやiPadなど向けアプリを開発し、さらにApp Store Connectと統合することによって完成したアプリをアプリ配信マーケット「App Store」に直接アップロードして公開できるようになっています。


iPadでiOS・iPadOSアプリを開発してApp Storeで公開できる機能は今年6月に開催された開発者イベント「WWDC 2021」で発表され、最新プラットフォーム「iPadOS 15」の新機能として注目を集めていましたが、ようやく対応しました。なお、利用するにはiPadOS 15.2以降が必要となっています。Swift Playgrounds 4.0の変更点は以下の通り。

[iPadOS]
- iPadで、SwiftUIを使ってiPhoneやiPadのAppを作ることができます(iPadOS 15.2以降が必要)
- App Store Connectと統合することで、完成したAppをApp Storeにアップロードできます
- Appに変更を加えると、Appのプレビューにアップデート内容がライブ表示されます
- フルスクリーンのプレビューでは、Appが隅から隅まで表示されます
- コード行内に入力候補が表示されるので、コードを素早く正確に入力できます
- Appプロジェクトにより、プロジェクトをXcodeに簡単に移動し、また戻すことができます
- プロジェクト全体の検索により、複数のファイルからの結果を表示できます
- “スニペット”ライブラリでは、SwiftUIが提供するさまざまなコントロール、記号、色を利用できます
- Swiftパッケージに対応したことで、公開されているコードを再利用してAppの機能を拡張することができます

[macOS]
- Swift 5.5に対応しました



アプリ名:Swift Playgrounds
価格:無料
カテゴリー:教育
開発者:Apple
バージョン:4.0
互換性:iPadOS 14.7以降が必要です。
iTunes Store:https://itunes.apple.com/jp/app/id908519492?mt=8



アプリ名:Swift Playgrounds
価格:無料
カテゴリー:教育
開発者:Apple
バージョン:4.0
互換性:macOS 11.5以降が必要です。
iTunes Store:https://itunes.apple.com/jp/app/id1496833156?mt=8





記事執筆:memn0ck


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